日本の地ビール
以前はあまり見かけることのなかった、日本のマイクロブルーワリーによる地ビールですが、
最近、よく見かけるようになったと思われている方も多いのではないのでしょうか?
また、近年は海外でも日本の地ビールの評価が高まっています。
海外に旅行や仕事で行かれた方で、現地で見慣れない日本の地ビールを見たことのある方も
いるのではないでしょうか?
ちょっと不思議に思ったので調べてみると、これらの出来事の背景は1995年にありました。
1995年はまさに地ビール解禁の年でした。
1995年に酒税法が改正になり、それまでは年間2000Kgの醸造設備を持つ企業しか
ビールの醸造認可を受けることができませんでしたが、この改正により60Kgでも
醸造免許の取得が可能になったため、いくつもの小規模メーカーの参入が相次ぎました。
また、発泡酒免許は6Kgの醸造設備で取得できるため、そちらへの参入も増えています。
発泡酒を作るマイクロブルワリーは安売り目的の節税型の発泡酒ではなく、
フルーツなどの独特のフレイバーを追加した個性的なビールを作っています。
法改正から20年近くたった現在、ようやく数々の挑戦が花開き、
日本だけでなく、世界でその品質と味が認められるようになってきました。
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