ロシュフォール10はベルギーのネミュール州にあるロシュフォール醸造所で製造される、世界中で7ヶ所のトラピスト修道院でしか造られないトラピストビールの1つです。
ロシュフォール醸造所はサン・レミ修道院内に設立された醸造所で、その創設は1595年になります。1952年には醸造所の設備が刷新され、更に質の高いビールを造ることの出来る体制になっています。
ロシュフォール10は高いアルコール度数とどっしりとした飲み応えで、世界中に多くのファンがいるトラピストビールです。
香りはプルーンのようなねっとりとした甘酸っぱいフルーティーな香りに、シナモンなどのスパイスの香りがアクセントを加えています。
飲み口はどっしりとしており、麦のやわらかい甘さとプルーンのようなねっとりとした甘酸っぱさが絡み合いながら口の中に広がったあと、アルコールの辛味とホップの苦味が感じられます。後味もしっかりしており、アルコールの辛味とねっとりとした甘味が長く余韻として残ります。
ロシュフォール10はどっしりとした飲み応えの一品ですので、食事と合わせるよりも食前・食後酒としてこのビール自体の風味をじっくりと楽しむ方がおすすめです。味だけなら4点をつけても良いのですが、お値段が高めなので★3にしました。
【おすすめ度】
★★★☆☆