レッドバックはオーストラリアの西オーストラリア州にあるマチルダベイ醸造所により生産販売されているウィートビールです。同醸造所の創設は1984年で、ノースフリーマントル氏により設立されました。その後1990年にはカールトン・アンド・ユナイテッド・ブルワリーの傘下となり、現在ではフォスターズグループの傘下となっています。
レッドバックは背中に赤い模様のある毒蜘蛛の名前で、日本で手に入るオーストラリアビールの中では珍しいウィートビールです。
レッドバックはマイルドかつフルーティーな仕上がりで、とても飲みやすいウィートビールです。
香りは複雑かつリッチで、麦の爽やかな香りをベースにバナナを思わせるフルーティーな甘い香りが絡み合い、さらには胡椒やトマト、乳製品などの香りがアクセントとして絶妙な香りに仕上がっています。
口当たりはマイルドで、口に含むと小麦のやさしい甘さとさっぱりとした柑橘系の酸味が口の中に広がります。その後、徐々にホップの苦味へと変わっていきます。後味は少し後を引き、ホップの苦味とわずかな酸味が長く余韻として残りますが、それ以上にクリーミーな印象が強い後味です。
マイルドな飲み口の仕上がりのビールでシーフードとの相性は抜群ですので、魚やタコのカルパッチョやシュリンプカクテル、オイスターなどと合わせるのがおすすめです。
また、現地ではレモンなどを入れて飲むのも人気で、さっぱりとした飲み口が楽しめます。
【おすすめ度】
★★★☆☆