基本データ
BASS PALE ALE
バス・ペール・エール
【原産国】
イギリス
【ビールの種類】 ペールエール
【原材料】 大麦麦芽、ホップ、糖類、香料
【アルコール度数】 4.2%
【内容量】 355ml
【価格の目安】 250円
【色】
■
【苦味】 弱い
★★★☆☆ 強い
【甘み】 弱い
★★★☆☆ 強い
【酸味】 弱い
★☆☆☆☆ 強い
【コク】 弱い
★★★☆☆ 強い
【キレ】 弱い
★★★★☆ 強い
バス・ペール・エールの特徴
バス・ペール・エールはイギリスのスタフォード州にあるバス社により製造されるビールで、同醸造所は1777年にウィリアム・バス氏によって設立されました。何度かオーナーが代る中で、現在はアンハイザー・ブッシュ・インヘブ社の傘下となっています。
バス・ペール・エールは世界で最も有名なペール・ビールと言っても過言ではなく、英国王室御用達の逸品となっています。その他、ナポレオンが愛飲していたとか、かのタイタニックにも500ケースほど積まれていたなど、古くから世界中で愛されてきました。日本にも明治時代にはすでに輸入されていたという記録が残っています。
また、ブランドのトレードマークである赤い三角も有名で、1875年に商標登録されたイギリスで初めての商標となっており、ピカソやマネの絵画の中にも描かれています。
バス・ペール・エールはキリッとした苦味と、香りとコクが絶妙にマッチしたしっかりとした飲み応えが人気のペール・エールの代表ともいえる逸品です。
ペール・エール・ビールを作る際には硬水が使われるのですが、創業の地であるバートンの町の硬水はフルーティーな香りでしっかりとした苦味の上面発酵(エール)ビールの醸造にとても適していました。今でもペール・エール・ビールを造る際に軟水を硬水化する作業のことを"バートナイズ"と呼ぶほどです。
香りは麦のしっかりとした香りの中に、カラメルや完熟したリンゴのような香りがバランスよく仕上げられています。
口に含むとホップの苦味とスパイシーなアロマと共に、ほどよいローストした麦の芳ばしい甘さが口の中に広がります。後味も豊かで、そのままの味が長く余韻として残ります。
芳ばしくバランス良い風味に仕上がったビールですので比較的どんな料理ともよく合いますが、濃厚な(甘め)のソースの肉料理やスイーツとの相性がよくおすすめです。
【おすすめ度】 ★★★★★
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