アニスの特徴
アニスの葉と種は独特の甘くスパイシーな香りがします。
アニスの上部の方の葉は鳥の羽のような形で、学名は「羽毛」という意味のラテン語に由来しています。
複散形花序で、多くの小さな白い花をつけます。
アニスは古くから消化促進のハーブとして宴会の後にアニスやフェンネルの種人りのケーキを食べていたと言われており、これが、ウェディングケーキのルーツともいわれます。
【
アニスの効能】
アニスは古くから、主に咳止めや利尿促進、消化促進など目的で薬用として栽培されてきました。
【アニスの利用法】
アニスの葉や花は魚や鶏肉、チーズと相性がよく、若葉はサラダとしても食べることができます。
根は煮込み料理として利用されます。
種はケーキやクッキーなどのお菓子やミルクやリキュールなどの香りづけ、ハーブティーとして利用することができます。
アニスの種は茶色に色づく前に茎をつけて刈り、陰干しして追熟させて用いるようにしてください。
アニスの栽培・育て方
植える時期:
アニスの植え付けや植え替えの時期は、4〜5月および9〜10月になります。
植える場所:
アニスは日当たりよ風通しのよい涼地に植えるようにしてください。
土壌は苦土石灰を入れてアルカリ性に調整します。
植え方:アニスは移植を嫌うため、種を蒔いて育てます。
種は20cm間隔に3粒ずつ直まきし、本葉が出たら間引きをしてください。
収穫時期:アニスは4〜10月にかけて収穫することができます。
収穫方法:アニスの若葉は随時収穫するようにします。
また、結実した種子は茶色になってから花穂ごと収穫し、乾燥保存してください。