ヘザーの特徴
荒涼とした大池に咲くヘザーの愛らしい花は、想い出のシンボルとされ、詩や小説にもよく登場します。
ヘザーには多くの園芸種があり、ヘザーという呼び方はカルーナ属とエリカ属の総称とも言われます。
イギリス・スコットランドでは、このハーブが土中に堆積してできる泥炭(ピート)がウイスキーの風味づけに利用されます。
【ヘザーの効能】
ヘザーは薬用ハーブとして用いられた歴史は長く、花はミネラルやアルブチンを含み、収斂作用や鎮静作用、殺菌作用などがあります。
また泌尿器系疾患やリュウマチの治療などにも効果があります。
【ヘザーの利用法】
ヘザーは良質のハチミツが採取できる蜜源植物で独特の風味があります。
近年はスキンケアなどでの利用も注目されています。
ヘザーの栽培・育て方
ヘザーには枝が乱雑に伸びる品種があるので、樹形を整えるために刈り込みをしてください。
ヘザーの花が終った後には、花がらがを刈り込むようにすると、花がらが残り醜くなるのを防ぐと同時に翌年の花つきを良くすることができます。
植える時期:ヘザーの植え付けは3〜4月が適期です。
植える場所:
ヘザーは日当たりを好み、高温多湿の場所を嫌います。
花つきを良く、葉色を鮮やかに保つために、十分な日照量が必要ですので、日当たりの良い場所に植えてください。
植え方:
ヘザーを植え込む際には、腐葉土などを施す程度で問題ありません。
収穫時期:ヘザーの収穫は6〜9月にかけて行います。
収穫方法:
ヘザーの収穫は、開花期に刈り込みを兼ねて行うと一石二鳥です。