ティッスルグローブの特徴
ティッスルグローブは地中海沿岸原産のハーブで、アザミに似たユーモラスな球形の花が人気です。
和名はルリダマアザミで、淡い青紫色の花がさわやかな清涼感をお庭に与えてくれます。
日本の気候でも非常によく育つハーブで、花壇の背景や庭木の間などにおすすめです。
切花やドライフラワーとしても人気です。
ティッスルグローブの根出菓は長楕円形で先がとがり、上部の葉は羽状に中裂し、鋭いとげが多数あります。
葉裏と茎にはとげはなく綿毛があり、直立して分枝した先端に直径3〜5cmの球形で瑠璃色の筒状花を密生してつけます。
【ティッスルグローブの効能】
ティッスルグローブを薬用として用いる国もありますが、あまり顕著な効能がありませんので、日本では専ら園芸やクラフト用に利用されます。
【ティッスルグローブの利用法】
ティッスルグローブの花はガーデンニングの他には、アレンジメントやドライフラワー、リースなどに利用されます。
ティッスルグローブの栽培・育て方
ティッスルグローブは開花後、地上部を整理すると、再び秋に花茎を伸ばして開花させることができます。
夏季の高温多湿がやや苦手ですので、夏場は風通しよく蒸れないようにし、枝葉が込み合ってきたら整枝するようにします。
ティッスルグローブは虫がつきやすいので、風通しをよくし、窒素分は控えめにします。
ティッスルグローブは草丈が高く生長するので、支柱等を立てて倒伏するのを防ぐようにします。
【植える時期】ティッスルグローブの種まきは4〜6月か9〜10月が適期です。
株分けの場合は、5〜6月が適期になります。
【植える場所】
ティッスルグローブは日当たりと水はけのよい肥沃な場所に植えるようにしてください。
水はけが悪いと立ち枯れ病が出やすくなります。
【植え方】
ティッスルグローブは春に種を蒔いたものは秋に、秋まきの場合は翌年の春に定植します。
定植の際は株間を30〜50cmで、7〜8cmの深さで植え付けるようにします。
【収穫時期】ティッスルグローブの花の収穫は7〜8月に行います。
【収穫方法】
ティッスルグローブの花をドライフラワーに利用する場合は、全体に1/3〜1/2ほど咲いたら早めに収穫します。