ラムズイヤーの特徴
ラムズイヤーの葉は卵状披針形で、茎とともに植物全体が銀色を帯びた柔らかな毛で覆われた多肉植物です。
茎は開花期以外は地面を這い、接地したところで発根して広がります。
開花期になると立ち上げて、上部に紅紫色の花を多数つけます。
葉の姿と感触から「子羊の耳」という意味のラムズイヤーという名がついています。
ラムズイヤーは以前は薬として利用されましたが、今日ではクラフト用として主に使われます。
濃いピンクの花が咲くと、シルバーグリーンの葉と相まって美しいハーモニーで庭を彩ります。
ドライフラワーにするときれいに乾き、ポプリやアレンジメントに利用できます。
フレッシュな葉も香りの花束に使うと、葉色が引き立ちます。
【ラムズイヤーの効能】
特になし
【ラムズイヤーの利用法】
ラムズイヤーはガーデンの彩りやドライフラワーに利用することができます。
ラムズイヤーの栽培・育て方
ラムズイヤーは耐寒性があるハーブで、地植えにもプランター栽培にも向きます。
ラムズイヤーは湿気に弱いので、梅雨期や夏の高温多湿で蒸れて腐らないように注意してください。
株が込み合うと蒸れて弱ってしまうので、花後に花茎を根元まで切り戻し、風通しをよくするようにします。
ラムズイヤーは種子や株分け、挿し木で簡単に栽培できます。
春や秋に発生することが多いアブラムシは、数が少ないうちに捕殺します。
大量に発生してしまったら、DDVP乳剤などの薬剤の散布が効果的です。
【植える時期】
ラムズイヤーの植え付けは、4〜5月、9月が適期になります。
株分けは3月と9月が適期です。
【植える場所】
ラムズイヤーは日当たり、排水のよい場所で、乾燥気味に育てるようにしてください。
【植え方】
地植えやプランター植えにする場合には、十分に株間をとるようにしてください。
鉢植えの場合は苗を鉢の真ん中に植えます。
水はけがよくなるように根本をやや高くし、定植後は水を鉢底から流れ出るほどたっぷり与え日陰に3〜4日置くようにしてください。
【収穫時期】
ラムズイヤーの収穫は、6〜9月にかけて行うことができます。
【収穫方法】
上記の収穫期に剪定を兼ねて収穫した葉や花穂は、吊り下げて自然乾燥します。