コンフリーの概要
コンフリー
ムラサキ科シンフッツム属 多年草
【学名】 Symphytum
Officinale
【別名】 ヒレハリソウ
【将来的なサイズ】 高さ:120cm 幅:50cm
【花期】 6〜8月
【原産地】 西アジア(コーカサス地方)、ヨーロッパ
【耐寒性】 あり
【利用部分】 全草
【利用方法】 園芸、薬用、料理、ヘルスケア
【効能】 抗炎症作用、美顔効果、浄化作用、血圧の安定
【注意点】 コンフリーの食用については2004年に厚生労働省より、
こちらの注意勧告が出されているのでご注意を。
コンフリーの特徴
コンフリーはピンクや薄紫色のかわいい花がうつむいたような感じでかわいらしく咲くハーブで、和名をヒレハリソウといいます。
コンフリーはカルシウムなどのミネラルやビタミンを豊富に含み、サラダなどの料理にもよく使われています。
コンフリーの葉は畑の牛乳と呼ばれる程、高い栄養価があることで知られています。
コンフリーはボリジに似た肉厚の葉で、きゅうりのような風味があります。
コンフリーは株全体が短い毛に覆われており、藤色の筒状の花を下向きに咲かせます。
ビタミンCやカリウムを多く含みます。
【コンフリーの効能】
コンフリーには炎症を抑える効果がありますので、胃潰瘍や打ち身、ねんざ、傷などの治りを早めるために内服や外用として用いられます。
血液を浄化する働きもあるので、血圧を安定させたり、貧血を予防する効果があります。
抗アレルギー作用もありますので、花粉症の不快な症状を緩和する効能もありま。
その他、美顔効果があることも知られています。
利用方法は下記を参照ください。
【コンフリーの利用法】
コンフリーの葉は天ぷらや炒め物、ごま和え、汁の実、野菜ジュースなどの料理に利用して食すことができます。
若い葉を、水にさらしてから調理するとおいしくいただけます。
根は、ゴボウと同じように煮て食べます。
その他、フェイシャルスチームにしてしわ予防に利用されたり、ペースト状にして湿布として利用することが出来ます。
コンフリーの栽培・育て方
コンフリーは日陰の湿地を好むハーブです。
冬は地上部分が枯れて根の状態になり越冬します。
凍結の心配がある地方では、地上部が枯れた頃、ワラや腐葉土などを土の上にかぶせて防寒を施します。
コンフリーは株分けや根分けで、簡単に増やせます。
【植える時期】
コンフリーの植え付けや植え替えは、5〜6月か9〜10月が適期になります。
種まきは3〜4月、9月が適期です。
【植える場所】
コンフリーは日当たりの良い場所でも育ちますが、樹木の下のように木漏れ日の当たるような半日陰の場所の方がよく育ちます。
【植え方】
フォンフリーは横に広がって生長するので、株間を十分にとって植えるようにしてください。
少なくとも70cmほどは開けるようにしてください。
コンフリーは丈夫な植物ですので、一度植えると特に手間はかかりません。
【収穫時期】
コンフリーは生育期間中であれば、いつでも葉を収穫して利用することができます。
【収穫方法】
天ぷらや食用に利用する葉は、なるべく新しいもの(若葉)がおすすめです。