ヨモギの特徴
ヨモギは日本全国のいたるところに自生しているハーブで、250種ほどの仲間の品種があるようです。
ヨモギの仲間には茎葉に芳香があり、ハーブや薬として利用されるものも多いようです。
ヨモギの葉は羽状で深裂したものを交互に付け、裏側は綿毛が密生していて、白っぽく見えます。
また、夏から秋にかけ、茎を高く伸ばし、目立たない花を咲かせます。
マグワート(Artemisia vulgarjs)もヨモギの一種で、ヨーロッパ原産のワームウッド(ニガヨモギ)やシベリア原産のタラゴンもヨモギの仲間で、ハーブとして利用されています。
【ヨモギの効能】
ヨモギには腹痛や腰痛を緩和する効果があると言われます。
【ヨモギの利用法】
ヨモギの若葉はよもぎ餅(草餅)に利用します。
その他、ヨモギの葉は乾燥させてハーブティーにしたり、綿毛だけを集めてお灸のもぐさに利用します。
ヨモギの栽培・育て方
ヨモギは植え付けたのち、根付いてしまえば、それ以降は自然の雨だけで十分育ちます。
鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
また、ヨモギの花粉は、人によってはアレルギーを起こします。
【植える時期】ヨモギの植付けや植替えは9〜10月が適期になります。
【植える場所】ヨモギは日当たりが良く、水はけのよい場所に植えてください。
【植え方】
ヨモギは繁殖力が強く、どんどん増え、他の植物を駆逐してしまうことがありますので、植え付け場所や数に注意するようにしてください。
【収穫時期】
ヨモギは4〜9月にかけて収穫できますが、4〜6月の若葉は食用やハーブティーに利用しますが、それ以降に収穫したのもはお灸のもぐさに利用します。
【収穫方法】
ヨモギの収穫は地上部の茎を根元から刈り取り、茎から葉をもぎ取って収穫するようにします。