ネモフィラの特徴
ネモフィラは北アメリカ原産のハーブで育てやすく、多数咲くかわいい色の小さな花が人気です。
ネモフィラの茎はよく分枝して横に広がって生長します。
葉は羽状で切れ込みがあり、その姿が唐草模様に似ていることからルリカラクサと呼ばれます。
ネモフィラの花は青色で中心部が白い5弁の花を多数ある花茎のそれぞれ先端に咲かせます。
この花の色は春の草花にはあまりない色なので、庭植えや鉢植えにしてガーデニングのポイントになります。
他にも白や黒などの花の色の品種もあります。
【ネモフィラの効能】
特に顕著な効能はありません。
【ネモフィラの利用法】
ネモフィラは主に観賞用として人気があり、花壇や鉢植えにしてガーデンニングの彩りに。
また、花をポプリの素材としても利用できます。
ネモフィラの栽培・育て方
ネモフィラは丈夫で育てやすいのですが、手をかけすぎると逆に株が弱くなってしまいます。
肥料が多すぎると茎が細くひょろっと伸びてしまい、花つきが悪くなってしまうので注意が必要です。
また、水を与えすぎると根腐れの原因となったり、害虫がつきやすくなってしまいますので注意してください。
株が順調に生長して過度に茂るようでしたら、細い茎を切り取ると日光が株元まで届くようになり、蒸れるのを防ぐことができます。
【植える時期】ネモフィラの植え付けは9〜10月か3〜4月が適期です。
霜が降りる前の9〜10月に植えておくようにすると、根がよく張り翌年の春の花付きが数段よくなります。
種まきで育てる場合には9〜10月に平鉢に堆肥を控えめに施して種をまき、凍らない程度に管理して越冬させます。
こうして芽が出たネモフィラの苗を、春に大きめの鉢か花壇に移植します。
【植える場所】ネモフィラ日当たりと水はけがよい場所に植えます。
土は特に選びません。
【植え方】
ネモフィラは横に広がって生長しますので、株間は30cmほどとって植えるようにします。
種を直まきして育てる場合も、株間を十分取るように間引くようにしてください。
春に一斉に横に広がりますので、少し隙間がありすぎるくらいが
ちょうどよいでしょう。
【収穫時期】ネモフィラの花は3〜5月に収穫することができます。
【収穫方法】
ネモフィラの花の収穫の場合には、花茎の根元から切り取ると脇から芽が伸びて、また、花を咲かせることができることがあります。