ロベリアの特徴
ロベリア(インフラータ)は北米原産の植物で、同じキキョウ科のペチュニアやカンパヌーラの様に花株が大きくなる園芸品種として人気のロベリアの仲間です。
ロベリアの茎は直立して分枝し、葉は卵状の長梢円形で先がややとがっています。
茎上部に紫色の花を総状花序に多数つけます。
かつてはロベリアを喘息や打撲の薬として民間の薬草として用いられたこともあるそうです。
また、北アメリカのネイティブアメリカン(インディアン)がたばこの代用品として吸っていたために、別名のインディアンタバコとも呼ばれます。
しかし、ロベリアは全草に有毒物/麻薬物質を含むため、一般の使用は厳しく禁じられています。
【ロベリアの効能】
特にありません。
【ロベリアの利用法】
ロベリアはガーデニングの彩りとして花壇に植えたり、切り花にして生け花など、観賞用に用います。
ロベリアの栽培・育て方
ロベリアは寒さや暑さには弱いのですが、比較的丈夫ですので育てやすい草花です。
ロベリアは日当たりを好みますので、日当たりが悪いと花付きが悪くなり花数が減ったり、花の色が薄くなってしまうことがあるので、よく日に当たる場所で育てるようにしてください。
ロベリアは種子からでも簡単に栽培でき、こぼれ種でもよく増えます。
【植える時期】ロベリアの植え付けは3〜4月が適期になります。
種まきについては9〜10月が適期になります。
【植える場所】ロベリアは日あたりと水はけのよい肥沃な場所に植えてください。
【植え方】
ロベリアは生長すると比較的大きくなりますので、株間は50〜70cmほど開けて植えるようにします。
また、ロベリアの種はとても小さく、好光性種子ですので、種にかぶせる土は、ごく薄くするようにしてください。
【収穫時期】ロベリアの花の収穫は7〜8月にかけて行います。
比較的、咲き始めに収穫するのがおすすめです。
【収穫方法】
ロベリアの花を切り花として収穫する場合には、用途にもよりますが、花茎の根元から刈り取ります。