ディルの特徴
ディルは地中海洽岸や西アジア、ロシア南部原産で、紀元前から薬用として利用されてきたハープで、日本には江戸時代中期に渡来したとされています。
ディルは茎は中空で直立し、上部で分枝します。
先端に黄色く小さな花を複散形花序に多数つけます。
ディルは見た目がフェンネルに似ていますが、葉はフェンネルよりもグレーっぽく、繊細です。
香りはキャラウェイに似ていますが、比べると、ややシャープな香りといえます。
【ディルの効能】
ディルには鎮静作用、□臭予防、健胃効果があります。
【ディルの利用法】
ディルの葉は北欧料理によく利用され、魚料理や卵料理、サラダ、ビネガー、ヨーグルト、ジャガイモ、サワークリームなどと相性抜群です。
花はピクルスやお菓子に利用されます。
自家製ピクルスには花が咲いた枝がおすすめです。
種はピネガーやピクルス、焼き菓子、お茶などに利用します。
ディルの栽培・育て方
ディルは移植を嫌うので、春から秋に株間30cmほどで直まきするのがおすすめです。
草丈が20cmくらいまで生長したところで、支柱を立てるようにしてください。
ディルは日当たりと水はけがよければ、特に土壌を選びません。
植える時期:
ディルの植え付けは、3〜5月および、9〜10月が適期になります。
ただし、移植を好みませんので、種を直まきにする方がおすすめです。
種まきは4〜5月と9〜10月が適期です。
植える場所:
ディルは日当たりと水はけのよい場所を好み、肥えた土壌に植えるようにしてください。
植え方:30cmほどの間隔をあけて、種を直まきにします。
収穫時期:ディルの収穫は4〜7月に行うことができます。
収穫方法:
ディルの種の収穫は、種子は色づいたところで、花穂ごと刈り取り、乾燥後、振り落して保存します。