アジュガの特徴
アジュガは春から初夏にかけて、一面に開花する姿はとても美しく多くの園芸種があり、生育旺盛なためにグランドカバープランツに向き、日陰でも育つことからシェードガーデンに欠かせません。
アジュガには銅葉や白斑の品種があり、花のない時期もアクセントになります。
アジュガは細長い茎を地面にはうように伸ばし、節から根を下ろしてどんどんと横に広がって生長します。
むき出しの地面をグリーンで覆うグラウンドカバーとして使うことができます。
かつては止血や鎮痛作用のあるハーブとして利用されていたこともありましたが、現在では薬としてはほとんど利用されなく、観賞用として園芸的に用いられています。
走出枝をよく伸ぱして広がることから、種小名はラテン語で「ほふく性」という意味のレプタンス(reptans)とつけられました。
【アジュガの効能】
アジュガには止血作用や鎮痛作用がありますので、かつては薬草として利用されていました。
【アジュガの利用法】
現在は、薬草としての利用はほとんどなく、主に庭の彩りを加える園芸の目的や、ドライフラワーや生け花として観賞用に用いられてています。
アジュガの栽培・育て方
アジュガの剪定は、株の消耗を防ぐために、花が終わった後に花茎を根元から切り落とすようにします。
花の終わったあとに株元から細長い茎(ランナー)が這うようにして伸びて、節から根を下ろして新しい株ができます。
アジュガはこれの繰り返していくらでも広がるので、伸びる余地がなくなったり、じゃまになる場合は、ランナーを広がらないように内側に曲げるなどして、伸びていく方向を人為的に変えてやるようにします。
【植える時期】アジュガの植え付けは3〜6月が適期となります。
また、株分けは3〜6月か9〜10月が適期です。
【植える場所】
アジュガは半日陰で湿り気のある場所に植えるようにしてください。
【植え方】
アジュガを地植えにする場合は、同じ場所で4〜5年育てていると、生育が弱くなってしまうので、新しい場所に植え替えるか、同じ場所でも新しい土を入れて植え替えるようにします。
鉢植えは水切れに注意してください。
【収穫時期】
アジュガは6〜8月にかけて、収穫をすることができます。
【収穫方法】
アジュガの収穫は上記の収穫時期に合わせて、必要な分を根本から刈り取るようにします。