アーティチョークの特徴
アーティチョークはヨーロッパの地中海沿岸に分布し、総芭片に包まれたつぼみから、桃紫色のアザミに似た大きなひときわ目を引く花を咲かせます。
花は筒状花で直径6〜10cm以上にもなり、1株に20個以上つくこともあります。
アーティチョークの葉は大きく、銀緑色で、羽状に深い切り込みがあり、裏には綿毛があります。
アーティチョークは生長すると、背丈が2m、幅が1mほどまでなります。
アーティチョークはオードブルなどの料理に利用されてきましたが、薬効効果が確認され、薬用ハーブとしても利用されています。
【アーティチョークの効能】
アーティチョークの葉には、肝機能の働きをよくしたり、コレステロールを低下させる作用がある成分が含まれています。
そのほか、強壮、使秘解消、消化促進の効果も認められています。
【
アーティチョークの利用法】
開花直前のつぼみを丸ごとゆで、1枚ずつはがし、好みのソースなどをつけて食べます。
開花直前に収穫する充実したつぽみと葉は、乾燥させてお茶や薬用酒に利用します。
開花したものは、フラワーアレンジメントや、ドライフラワーとして利用します。
アーティチョークの栽培・育て方
アーティチョークを育てる場合には、まず種をまき、ある程度大きくなってから定植すると蕾をつけやすくなります。
5月ごろに追肥をし、収穫後にも追肥します。
植える時期:
アーティチョークは9月に種をまき、ポリポットで育苗したのち、翌年の4月ごろに定植すると、つぼみをつけやすくなります。
植える場所:
アーティチョークは日当たりを好むので、日当たりのよい場所に定植してください。
また、半耐寒性なので、あまりにも寒い場所は、避けて植えるようにしてください。
植え方:
アーティチョークを植える際には、深めに土を耕して元肥を入れるようにします。
株は直径1mほどにも生長するので、株間は1m以上あけるようにしてください。
収穫時期:
アーティチョークの収穫時期は、5〜6月の蕾が大きくなって、花を咲かせる前に収穫してください。
収穫方法:
開花前に収穫するようにします。