バニラグラスの特徴
バニラグラスはヨーロッパ、シペリア原産のハーブで、日本には明治初期に牧草として輸入され、その後帰化して各地で野生化しています。
葉は幅3〜6mm、長さ10cmほどの線状披針形で、花は黄褐色で3〜7cmの円錐状ですが、花字の枝が短く穂状に見えるのが特徴です。
バニラグラスの花を乾燥させるととてもよい芳香があり、ポプリやドライフラワーに利用したり、リースの土台に編み込んで香りを楽しみます。
バニラグラスは耐寒性があり繁殖力も旺盛ですので、地植えにしておくと雑草化するので鉢植え等で育てて楽しむのがおすすめです。
また、イネ科の植物のアレルギーのある方は、花粉症の原因となりますので注意してください。
【バニラグラスの効能】
特にありません。
【バニラグラスの利用法】
バニラグラスの花はポプリやドライフラワー、リースの土台などクラフトに利用することができます。
また、乾燥した葉を枕やクッションの詰め物にしたり、飼料などとして利用されます。
バニラグラスの栽培・育て方
バニラグラスは丈夫な性質の植物ですので、栽培は難しくありません。
土はあまり選ばす、種子からも簡単に育ちます。
広がりやすく雑草化しやすいので、管理が必要です。
【植える時期】バニラグラスは種まきで育てます。
3〜4月、9〜10月が適期になります。
【植える場所】バニラグラスは日当たりと水はけの良い場所に植えます。
【植え方】
バニラグラスは雑草化してどんどん広がるので、鉢植えにするか囲いを作って育てるようにしてください。
【収穫時期】バニラグラスは4〜10月にかけて収穫できます。
【収穫方法】
バニラスカイの収穫は根元から刈り取り、日陰で乾燥させて保存するようにします。