ダンデライオンの概要
ダンデライオン
キク科 多年草
【学名】 Taraxacum
Officinale
【別名】 タンポポ、セイヨウタンポポ
【将来的なサイズ】 高さ:20cm 幅:20cm
【花期】 3〜6月
【原産地】 ヨーロッパ、アジア
【利用部分】 葉、根
【利用方法】 料理、ハーブティー、ヘルスケア
【効能】 強肝作用、強壮効果、利尿作用、胃健効果、消化促進
【注意点】 胃炎/潰瘍、胆汁管障害、胆石、胆嚢疾患のある人は医師に相談。低血圧の場合も注意すること。
ダンデライオンの特徴
ダンデライオンはヨーロッパ原産のハーブで、日本には明治時代に渡来し、各地に帰化しました。
英名Dandelionは、深く切れ込みのある葉形がライオンの歯に似ていることから付けられ、フランス語のDentsde lion(=ライオンの歯)に由来すると言われています。
ヨーロッパでハーブとして使われるようになったのは、16世紀になってからと言われています。
ダンデライオンの葉は根生で羽状に深裂し、花茎の先端に黄色の頭状花をつけます。
日本原産のカントウタンポポ(Taraxacum PlatycarPum)も古来より日本にありましたが、これは別の種類で、最近ではほとんど見かけることがありません。
ダンディライオンのお茶は、葉を使うハーブティーと、炒った根をコーヒーのように飲むタンポポコーヒーの2種類があります。
ダンディライオンのハーブティーはほうじ茶のような香ばしさと、ほんの少しの土の香りのするお茶です。
【
ダンデライオンの効能】
ダンデライオンはビタミンや鉄分、カリウムなどを含み、消化促進、健胃効果、強壮作用、強肝作用、利尿作用などがあります。
【ダンデライオンの利用法】
ダンデライオンの若葉は食用として、サラダや天ぷらに利用することができます。
根は秋に収穫し、小さく切って乾燥させたあと、煎ってタンポポコーヒーに使うことができます。
この他、根や葉を染色にも利用できます。
ダンデライオンの栽培・育て方
ダンデライオンは日当たりを好み、日当たりと水はけがよい場所であれば、種子から簡単に栽培することができます。
株分けをする際には、根から出る白い分泌液は水で洗い、水あげするようにしてください。
植える時期:
ダンデライオンの植え付けは、2〜3月が適期になります。
株分けも3月と9〜10月が適期です。
植える場所:
ダンデライオンは日当たりと、水はけが良い場所で栽培します。
植え方:ダンデライオンは種から簡単に栽培することができます。
株分けの際には、根に出る白い分泌液を水で洗ってから水あげするようにしてください。
収穫時期:
ダンデライオンの葉の収穫は、5〜6月にかけて行うことができます。
また、根の収穫は、9〜10月の秋に根を掘り起こして行うようにします。
収穫方法:
タンポポコーヒーとして利用する根は、秋に収穫するようにします。