ルッコラの特徴
ルッコラ(英名はロケット)は古代ギリシャ、ローマ時代にはサラダ用ハーブとして栽培され、エルーカと呼ばれていました。
ルッコラの根出葉は長楕円形で、浅い切れ込みがあります。
ルッコラの茎は直立して分枝し、紫の筋の入ったクリーム色の十字形の花をつけます。
花後に種子が詰まった、さく果をつけます。
ルッコラの葉には、ごまの香りとピリッとした辛味があり、ビタミンCを多く含むので、料理などによく利用されます。
強い日光を浴びて育つと、苦みも生じることがあるので注意を。
【ルッコラの効能】
ルッコラには消化促進や健胃強化、強壮作用があります。
【ルッコラの利用法】
ルッコラのフレッシュな葉を、サラダやピザ、パスタに加えると独特の風味を楽しむことができます。
ルッコラはチーズやオリーブオイル、生ハムなどと相性が抜群です。
また、ゴマに似た香りを生かして、和風料理や寿司にも使うことができます。
花にもゴマの香りがかすかにするため、食用花としても楽しむことができます。
ルッコラの種子はマスタードの代用として利用することができます。
ルッコラの栽培・育て方
ルッコラ(英名ロケット)を育てる際は、花茎が伸びたら株元の近くで切り、若い芽を出させるようにしてください。
半日陰の方が柔らかい葉ができます。
ルッコラは発芽しやすく、40〜60日で葉が10cm程度に生長したら収穫適期となります。
時期をずらしながら数回に分けて播種するようにします。
ルッコラにはブラムシがつきやすいため、注意するようにしてください。
植える時期:
ルッコラの植え付けは3〜7月、および10〜11月が適期になります。
植える場所:
ルッコラは日当たりと排水の良好な場所に植えるようにします。
植え方:
ルッコラは苗を植え付けたり、一度タネをまいて育てると、一通り収穫が終わって枯死するまで植え替えの必要はありません。
収穫時期:
ルッコラの収穫は5〜7月および、9〜11月にかけて行うことができます。
収穫方法:
ルッコラは葉が長さ10cm程に生長したら、収穫時期だということです。
種まき後1.5〜2ヶ月で、収穫を始められます。
新しい葉はどんどん生長するので、株を抜いて収穫するのではなく、下の方の葉から順に摘み取って利用します。
そうすることで長い期間収穫できます。
また、種まきの時期を少しずつずらして数回に分けてまくことにより、長期間フレッシュな葉を収穫できます。