ペパーミントの概要
ペパーミント
シソ科 多年草
【学名】 Mentha X
Piperita
【別名】 セイヨウハッカ
【将来的なサイズ】 高さ:1m 幅:80cm
【花期】 8〜9月
【原産地】 ヨーロッパ
【耐寒性】 あり
【利用部分】 葉、茎、花
【利用方法】 ハーブティー、ヘルスケア、クラフト、染色、切り花
【効能】 消化促進、腹痛や胃痛の緩和、胸やけ・吐き気を抑える、花粉症対策
【注意点】 粘膜への刺激が強いので、小児の飲用は避ける
ペパーミントの特徴
ペパーミントはウォーターミントとスペアミントが交配して生まれた栽培種と言われています。
ペパーミントの茎は直立か斜めに生長して、茎の上部で分枝して育ちます。
葉は卵状披針形で先が尖っており、対生で短い柄があり、縁には鋭い鋸歯があります。
花は淡紫色または淡桃色の花を穂状に茎の先端につけます。
ペパーミントは成長力が旺盛で、地下茎でよく増えるので、庭に植える場合には、他の植物が侵食されないように、囲いを付けるなど、植える場所に注意してください。
ミントは雑交配しやすいのも特徴です。
ペパーミントは豊富なメントールを含むので、強い清涼感があるのが特徴です。
全草にメントールのさわやかな芳香があります。
ペパーミントはミント類の中でも薬効に富み、近年では優れた殺菌作用が注目されています。
【ペパーミントの効能】
ペパーミントには消化促進、腹痛や胃痛の緩和胸やけや吐き気を抑える効果、花粉症対策に効果があることが古くから知られています。
また、近年では、去痰作用、駆虫作用、駆風作用、解熱効果、血管収縮作用、消炎作用、鎮痛作用、頭脳明晰化、冷却効果、刺激効果も確認されています。
【ペパーミントの利用法】
ペパーミントのさわやかな香りは、他のハーブとも相性がよいので、アップルジュースやミルクなどとブレンドすると、ひと味違うアクセントを加えることができます。
ペパーミントの葉は、生でもドライでもハーブティーや科理、お菓子の香りづけに利用できます。
夏はアイスハーブティーにするのがおすすめです。
その他、浴用、ポプリ、石けんなど多彩に利用できます。
ペパーミントの栽培・育て方
ヘザーには枝が乱雑に伸びる品種があるので、樹形を整えるために刈り込みをしてください。
ヘザーの花が終った後には、花がらがを刈り込むようにすると、花がらが残り醜くなるのを防ぐと同時に翌年の花つきを良くすることができます。
植える時期:ヘザーの植え付けは3〜4月が適期です。
植える場所:
ヘザーは日当たりを好み、高温多湿の場所を嫌います。
花つきを良く、葉色を鮮やかに保つために、十分な日照量が必要ですので、日当たりの良い場所に植えてください。
植え方:
ヘザーを植え込む際には、腐葉土などを施す程度で問題ありません。
収穫時期:ヘザーの収穫は6〜9月にかけて行います。
収穫方法:
ヘザーの収穫は、開花期に刈り込みを兼ねて行うと一石二鳥です。