ポプリの材料
【主材料】
作りたいと思うポプリの中心になる花や葉、果皮、ハーブ、スパイスが材料となります。
ポプリに便用する花や花びらは、ドライにした後も香りがあり、色や形が美しいものが向いています。
ローズ、
キンモクセイ、力−ネーション、
ジャスミン、フジバカマ、
ニホンスイセン、
ウメなど、いろいろな花をドライにしてみましょう。
【副材料】
主材料の香りを引き立て、深みを添えるために、果皮、樹皮、ハーブ、スパイスなどを使います。
【保留剤】
ミックスした香りを調和させ持続させるもので、ポプリ作りには不可欠で、樹皮や果皮、木片や根、粗塩、黒砂糖など様々なものが使われます。
一般的に、
オリスルート(オリスの根を乾燥させたもの)や、オレンジやレモンの皮がよく使われています。
【オイル】
ポプリ作りの仕上げに1〜2滴加える場合があります。
天然の精油(エッセンシャルオイル)と調香のオイル(天然オイルと合成オイルを混ぜたもの)があります。
オイルを加えると香りが強くなりすぎることがあるので、使いすぎには注意するようにしてください。
また、オイルを加えずに作るポプリは、素材の香りが活きます。
【調合と熟成】
ポプリは主材料、副材料、保留剤、オイルを混ぜ合わせた後、密閉容器に入れて冷暗所に置き、2週間以上、熟成させる必要があります。
ときどき中身を混ぜて香りの変化を確認します。
ポプリ作りの最終工程として、熟成は欠かせません。
【必要な道具】
紙箱
お盆やざる
密閉容器
ビニール袋
計量カップ
計量スプーン
小皿
ボウル
乳鉢
ポプリの作り方
【合わせる材料の割合】
作るポプリによって配分の違いはありますが、目安としては、主材料カップ1.5杯に対して副材料カップ1/2、保留剤大さじ1/2、オイル1〜2滴です。
【ポプリの作り方】
@ まず、主材料を密閉容器に入れます。
A 副材料をそれぞれ乳鉢で砕いたり、ちぎったり、もんだり、削ったり、割ったりして香りを立たせて@に加え、やさしく混ぜ合わせます。
B オリスルートなどの保留剤にオイルを染み込ませてから、Aに加えてやさしく混ぜ、しっかりとふたをします。
C ポプリの名前、作成日を書いたラペルを張り、冷暗所で2〜6週間熟成させます。
ときどき混ぜて香りの変化を確認してください。
D 熟成が完了したら香りを確認し、必要に応じてスパイス、ハーブ、オイルなどを足して香りを調えます。
よくポプリに使うハーブや花には下記があります。
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スイセン●
カーネーション
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マートル●
ラムズイヤー●
ローズ●
コモンセージ●
サントリナ
お好みや目的に合わせて、お気に入りのオリジナルブレンドを見つけてください。