ドライハーブの作り方
ドライハーブはドライフラワーのように、ハーブを乾燥させたもので、幅広い用途に使うことができます。
ドライ用ハープの収穫時期
ドライハーブ用のハーブは初夏〜秋が収穫の適期で、一般的にハーブの香りが一番強くなるのは、開花直前だと言われています。
収穫は晴天続きの午前中、日が昇りきる前にします。
冬にはフレッシュなハーブを利用できないので、保存用にドライハーブを作っておくと、冬でも日差しをたっぷり浴びたパワーいっぱいのハーブが使えます。
ハーブの収穫の目安は、種類や収穫部位によりますが、一般的には、草丈が30cmくらいになって、枝葉がこんもりと茂ってきたころが適期です。
まだ株が小さいうちに葉を摘むのは控えます。
伸びすぎの枝葉やわき芽は切るようにすると、草姿がよくなり、ハーブが元気よく育ちます。
切りとった枝葉は捨てずに、料理やクラフト、挿し木などに利用します。
ドライハーブの乾かし方
ハーブを乾燥させてドライハーブにするのには、日陰の風がよく通る場所が適しています。
ハーブの香りのもとは揮発性ですので、日の当たる場所はNGとなります。
葉、茎を利用するハーブの場合には茎をつけたまま刈り取るようにします。
風が通るように放射状の束にまとめ、輪ゴムで留めてつり下げて乾燥させます。
花の場合は、花の咲き始めに収穫します。
ドライフラワーにする際は、乾燥すると花が開いてくるため、7〜8分咲き時点で摘みます。
花だけを摘み取った場合は、ざるやお盆などに広げ、茎つきは小さな束にしてつり下げます。
種子は熟すと落下しやすくなるので、やや色づくころに収穫して、種子の部分に紙袋をかぶせて追熟〜乾燥させるようにします。
葉、茎、花、種子いずれの場合も、十分に乾燥させることが肝心です。
ドライフラワーの完成の目安は、葉や茎がコーンフレークのようにパリッとした頃です。
乾燥後は密閉容器に入れて冷暗所で保存します。
容器にハーブの名前と作成日、使いきる目安を設定した日付を書いたラベルを張っておくと便利です。
ポプリ用の花やハーブの乾かし方
ポプリに利用する花は美しさのあるうちに摘み、小花は花の形のまま、大きな花は花びら一枚ずつにします。
ハーブは葉を一枚ずつか小枝に分けます。
花や葉を重ならないようにお盆やざるなどに広げ、日の当たらない風通しのよい室内で、パリッとするまで乾燥させます。
オーブンの予熟や白熱灯に短時間当て、感想の仕上げにする方法もあります。
水分が残っていると、虫やカビが発生するので、十分に乾燥させるようにしてください。
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