フェイシャルスチーム
季節の変わり目はお肌にダメージを与えます。
冬の乾燥はお肌をかさかさにし、夏には紫外線や冷房はの影響が心配になります。
日焼けによる肌の炎症も気になります。
このような場合におススメなのが、ハーブを利用したフェイシャルスチームです。
浸出液のスチームを肌に当ててセルフケアし、呼吸によって香りをかいでリラックスできる上に美肌効果も期待することができます。
ハーブのフェイシャルスチームの効果を、もう少し詳しく説明すると下記のようなものがあります。
蒸気によるハーブの揮発成分が皮膚に直接作用する上に、蒸気の熱によって血管が拡張し、血液循環が高まる効果も同時に得ることができます。
その他、ハーブの芳香成分が自律神経、ホルモン、免疫の3つのシステムを通して肌によい影響を与える一方、芳香成分を含んだスチームが肌に直接的に作用、芳香浴と蒸気吸入の効果などの相乗効果があります。
フェイシャルスチームの材料と道具
フェイシャルスチームに必要なものは、目的に合わせたハーブの浸出液と、スチーム用のボウルとバスタオルになります。
【材料(浸出液)】
ドライハーブ
--- 大さじ5
熱湯 --- 1リットル
ハーブは体を温めてリラックスしたい場合には
ラベンダーや
カモミール、体の仕えれを取りたい場合には
ローズマリーや
タイム、気分のリフレッシュにはミントや
レモングラスがおすすめです。
【浸出液の作り方】
@ ホウロウやステンレスの鍋かボウルにハーブを入れ、熱湯を注ぎ、フタをして15〜20分ほど蒸らします。
A ストレーナーやガーゼでこして、でき上がりです。
【その他の道具】
ボウル
バスタオル
フェイシャルスチームの使い方
@ ハーブが入ったままの熱々の浸出液をボウルに半分ほど入れます。
熱湯を入れボウルは危険なので持ち歩かず、あらかじめテーブルの上に乗せておき、そこにお湯を注ぐようにしてください。
A ボウルの上に顔をかざし、バスタオルを頭からすっぽり覆うようにかぶり、目は閉じて蒸気をあてます。
顔を近づけすぎるとやけどをしたり、皮膚を傷めてしまいますので注意してください。
蒸気をあてるのは1回5分程度、週2回を目安にします。
B スチームを顔にあてた後、顔の火照りが冷めたら、化粧水または洗面器の中の浸出液で肌を優しくパッティングして整え、薄く保湿クリームを塗ってスキンケアします。
浸出液をつけた後は、ぬるま湯または水で顔をすすいでください。