ハーブで作る洋風料理用の出汁
日本料理で出汁は欠かすことのできない味のベースですが、同様に、洋風料理は味の決め手となる出汁をハーブでとります。
さまざまなハーブを組み合わせることにより、ハーブの豊かな香りで肉や魚の臭みを消し、料理を本格的な西洋料理に仕上げることができます。
ハーブで作る洋風料理用の出汁には、「ブーケガルニ」や「フィーヌゼルブ」などがあります。
ブーケガルニとは煮込み料理やスープに加える、ミックスしたハーブのことで、フレッシュ、ドライのどちらでも利用できます。
さまざまに試すことにより、好みの香りと味を見つけ、各家庭オリジナルのものを作るようにするとよいでしょう。
ドライハーブのブーケガルニ
ドライハーブのブーケガルニは
ローリエ、
タイム、
コモンセージ、ブラックペッパー、
クローブピンク、オールスパイスなどをミックスして、二重にしたガーゼでてるてる坊主のように包み、タコ糸で結んでつくります。
糸を長めに残すと鍋の縁から出すことができ、ブーケガルニを取り出すときに便利です。
各ハーブの分量は基本的にすべて同量で、好みに合わせて、香りを確かめながら好みのハーブを足すなどしてブレンドします。
ドライタイプのブーケガルニは作りおきOKです。
お気に入りのキャニスターに入れればキッチンのキュートなアクセントにもなります。