コンパニオンプランツの効果
コンパニオンプランツの効果には下記のようなものがあります。
活用して、健康で丈夫なハーブ栽培に役立ててください。
ハーブの強い芳香は、もともと害虫から自分自身の身を守るためといわれています。
発散される揮発性の精油成分が、植物の周囲を取り巻くことによって、虫が寄ってこなくなる効果が期待できます。
コンパ二オンプランツで植物の周囲を囲めば、香りのバリアができます。
また逆に、ミツバチのように、香りに引き寄せられてくる益虫もいます。
また、根からの分泌物に、害虫を防除する働きがあるハーブもあります。
マリーゴーールドはネグサレセンチュウに有効とされ、神奈川県の栽培農家では、三浦大根の畑にマリーゴールドを植えているのだそうです。
その他、トラップ植物(trap plant - おとり植物)としての利用方法も広く知られています。
これは特定の植物を助けるために、害虫を引き寄せるおとりの植物をそばに植える方法です。
たとえば、キャベツのそばにヒソップを植えると害虫はヒソップに集まり、キャベツの被害は少なくなります。
草丈の高い植物と、日陰でも育つ低い植物を一緒に植えると、日照の具合がうまく分散され、スベースの有効利用になります。
科が異なる組み合わせは、地中での肥料の分配もうまくいくので、微生物の種類も多くなって肥沃な土を作るこうかがあります。
ハーブのコンパニオンプランツとしての利用
自然界の森林や野原などを見渡せば、さまざまな植物や動物が共存しています。
それらがうまく生きていくために地上では天敵、地下には土壌菌や微生物などが働いて、見事な連携プレーが成り立っているのです。
ハーブのコンパ二オンプランツとしての力を大いに利用して、植物や野菜の栽培に役立ててください。
下記におすすめの組み合わせを紹介します。
植物
- ハーブ - 効能
バラ - ガーリック - 害虫と病気の予防
バラ - チャイブ - 外注と病気の予防
トマト - バジル - 風味の増加
トマト - レモンバーム - 収穫量の増加
ブドウ - ヒソップ - 収穫量の増加
セージ - マジョラム - 生長の促進と風味の増加
バラ - ルー - ナメクジなどの害虫の予防
ラズベリー - ルー - ナメクジなどの害虫の予防
花木 - フィーバーフュー - ナメクジなどの害虫の予防