ハーブ栽培のコツ
ハーブには多くの種類があり、その育て方もさまざまですので、育てるときは、栽培特性を確認することが必要になります。
ハーブ自体の育て方だけでなく、庭植えやコンテナ栽培、鉢栽培など栽培方法によっても育て方のコツが異なります。
ハーブの庭造りのコツ
庭でハーブを育てる場合は、ハーブティー、料理、クラフトなど利用目的に合わせて、用途別にまとめて育てると便利です。
また、ピンク、ブルー、ホワイトなどの花色と、葉のカラーをテーマにした庭を演出したり、ハーブと草花を混植するコテージガーデン風、キッチンで使うハーブと野菜を美しく植栽するポタジェ風など、テーマを決めてアレンジしていくと造りやすくなります。
特に庭で育てる場合には、コンテナ栽培と比べて、植物が生長してくると種類がまぎれやすくなるため、注意が必要になります。
寄せ植えでのコツ
何種類かのハーブを一緒に植える、寄せ植えする際は、栽培特性が同じものを選ぶようにするのがコツです。
苗を選ぶ際に、ポットについているラベルをよく読み、日当たり、耐寒性、水の好き嫌い、温度、土壌条件など、栽培条件が同じものか似たものを選ぶようにします。
ハーーブの生まれ故郷でもある原産地が同じなら、水やりや日当たりに関して、ほぽ共通していますので、育て方は同じと考えてもよいでしょう。
寄せ植えには飾る楽しみという側面もあるので、生長した姿を想像して、バランスよく配植しましょう。
花の色や開花時期、葉の色、形、質感、株全体の大きさ、収穫期なども考慮すると楽しみが増えます。
生長してきたら、剪定や施肥など、季節ごとの手人れをし、よい状態をキープするようにしてください。