観葉植物の楽しみ方に、株を溶岩に植え込む溶岩植えがあります。
溶岩植えは自然なイメージを演出することができ、和風〜洋風、トロピカル、オリエンタルと様々にアレンジできます。
近年では溶岩植え用のアイテムも充実しており、管理も簡単なので人気急上昇のアレンジ方法です。
溶岩植えはその名前の通り溶岩に観葉植物を植えるのですが、溶岩は多孔質で軽く、通気性や吸湿性、保湿性に優れており、岩が水を吸い上げてくれるので、植物の根からの吸収を助け観葉植物の管理がとても楽になります。
溶岩植えの簡単な管理の仕方は下記です。
@ 受け皿の上にグリーンを植え込んだ溶岩をおきます。
A 受け皿に入れる水の量は、半日陰で乾く程度の水の量が最適です。
B 養分として葉面散布肥料を月に1〜2度、葉水として与えます。
溶岩植えの手順とポイントは下記になります。
@ 溶岩植えにする観葉植物と溶岩、ロックウール、山ゴケを準備します。
A 溶岩と植え込む観葉植物を並べて、バランスを見ながらそれぞれの植える位置を決めます。
B 植え付けるグリーンの根の周りにロックウールを巻き付けます。
いくつかのグリーンを寄せ植えする場合には、それぞれの根の周りに巻くロックウールは少なめにします。
C 巻き付けたロックウールは力を入れて絞ってあげます。
D 観葉植物を溶岩に植え込んでいきます。
主木の先が溶岩の中心にくるように植えるのがポイントです。
E 一通りのグリーンを溶岩に植え込んだら、溶岩とグリーンの隙間にロックウールを詰め込み、割り箸などでつついて固定します。
F 観葉植物を植え込んだ株元や好みの溶岩の部分に山ゴケを貼り付け、へらなどで押してなじませて完成です。
G 出来上がったら水やりをします。
水やりの量は半日陰で半日〜1日で乾く程度が適量です。