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自然と暮らすは生活を豊かにする庭木や観葉植物、ハーブなどを紹介しています。



アスパラガスの概略

アスパラガス

キジカクシ科 多年生草本植物


【学名】 Asparagus

【別名】 オランダウド、マツバウド、セイヨウウド

【原産地】 アフリカ、アジア、ヨーロッパ

【花期】 8〜9月

【結実期】 10月

【耐陰性】 あり

【耐寒性】 あり

【最低温度】 0℃

【乾燥】 強い 

【肥料】 置き肥

【殖やし方】 株分け 

【病害虫】 カイガラムシ、カイガラムシ 

【育てやすさ】 簡単


アスパラガスの特徴

     
アスバラガスは繊細な葉がでもっこりと茂ったやその枝が伸びてしだれた草姿が人気の観葉植物です。

野菜として食べるアスパラガスと同じ仲間ですが、観葉植物として市場に出回っているのは食用にしない品種のもので、見た目が上記のように美しいのが特徴です。

観葉植物にされる品種のものは多くが南アフリカ原産ですが、アジア、ヨーロッパ、アフリカにかけて約150種があります。


アスパラガスの葉のように見える部分は仮葉と呼ばれるもので厳密には葉ではなく、小枝が変化したもので、葉は鱗状に退化して枝に密着してしまっています。


観葉植物としては下記のような品種が市場に出回り人気のようです。

セクタウス 'ナヌス(ナナス)'
とても細い仮葉が密集した繊細な印象で、ふわっとした草姿が人気です。
生長と共に、茎がつる状に伸び下に垂れてきます。

デンシフロールス 'スプレンゲリー'
鮮やかな緑色をした針葉樹のような仮葉が特徴的な品種です。
生長すると茎が這うように伸びて垂れ下がります。
大きく育つ種類で2〜3mほどまで生長します。

マイアーズ
茎が直立して生長する園芸品種です。

デンシフロールス 'メイリー'
マイアーズ同様に棒状に茎が立ち上がる品種です。

アスパラゴイデス(スマイラックス)
鮮やかな緑色の葉が特徴の品種です。
強い日に当てるとは焼けを起こしてしまうので注意が必要です。

アスバラガスの育て方

     
日当たり:
アスパラガスは耐陰性がありますので、場所を選ばずに育てられますが、丈夫な株に育てるためには日当たりが必要になります。


置き場:
アスパラガスは耐陰性だけでなく耐寒性もあり、乾燥にも強いので、どんな場所でも育てることが出来ますが、日当たりのよい場所で管理した方が丈夫に育ち、徒長を防ぐことができ、株がまとまります。

真夏の直射日光に当たると葉が黄色くなる事がありますので、明るい日当たりや遮光した場所に移すようにしてください。

アスパラガスは耐寒性がありますので、霜や雪に当たらなければ屋外でも越冬させることが可能です。


水やり:
アスパラガスは多肉質の根を持っているので乾燥にも強く、春〜秋にかけての水やりは鉢土が乾いたら与える程度で十分です。
一週間ぐらいの水切れでは枯れないので心配ありません。

水を与えすぎると根がダメージを受け、根腐れを起こしてしまい葉が落ちてしまうことがあるので注意してください。

また、水はけの悪い場合に根詰まりを起こすと根腐れしやすくなりますので、早めに植え替えが必要になります。

冬は水やりを控え、更に乾かし気味に管理します。


肥料:
アスパラガスの施肥は春〜秋にかけて緩効性の化成肥料を2〜3ヶ月ごと置き肥します。

肥料が不足すると葉色が黄色くなりますので、その場合には速効性の液体肥料で養分を補ってください。


植え替え方法と時期:
アスパラガスは生長が早いので、鉢が根でいっぱいになったら早めに植え替えや株分けを行うようにします。

植え替えの際は古い根の周りの土を落とし、傷んだ根は取り除きます。
その後、清潔な観葉植物用土で一回り大きな鉢に植えてください。

大きく育てたくない場合には、根を1/3ほどカットしたり、はさみなどで株を2つに切り分けてから同じ(大きさ)の鉢に植えます。
根には水をためる擬球根がありますので、カットしすぎないように注意を。


剪定やスタイリング:
アスパラガスは全体的に葉が広がって育ちますので、小鉢や中鉢でいっぱいに葉をつけさせ、こんもりと仕上げるのが人気です。
やや見下ろす位置に置くようにすると草姿を活かすことができます。

這い性の品種は、吊り鉢から枝を垂らすとボリューム感を演出できます。

また、ハイドロカルチャー仕立てにすれば爽やかさを演出できます。
ハイドロカルチャーはガラスの器に根腐れ防止剤を入れ、ハイドロバールを入れ株を植え付けたら、8分目ほどまで水を入れます。


アスパラガスは生長と共に、勢いよく出たつるが草姿を乱してしまいます。

このよう場合にはこれらの枝を付け根から切り戻す必要があります。
こうすることで、切り戻したしたからわき芽が伸びて、新葉が増えるのでふわっとしたボリューム感を出すことができます。

また、大きく樹形が崩れてしまったものや下葉が枯れ落ちた株は地際から全体を切り戻して株を再生させてください。


病害虫:
アスパラガスの管理で注意が必要な病害虫は、春〜秋にかけてのカイガラムシやハダニになります。

葉水を与えることでこれらの予防にもなります。
発生を確認したら、なるべく早く薬剤散布により駆除してください。


越冬:
アスパラガスは耐寒性がありますので、凍らない環境であれば屋外での冬越も可能です。

ただ、可能であれば室内に取り込んだ方が無難です。

越冬のための最低気温の目安は0℃になります。


殖やし方:
アスパラガスは春〜夏にかけて株分けで殖やすことができます。
実生でも殖やすことができますが、種まきの適期は3月末〜4月です。


簡単な株分けの手順は下記になります。

まず、鉢から取り出した株の根鉢から古い土を落とし、ダメージを受けている根があれば取り除きます。

株は根をハサミ等で2〜3つに切り分けます。
根には水をためておく擬球根がありますので、切りすぎないように注意が必要ですので2つに切り分けた方がよいでしょう。

新しい観葉植物専門用土で植え付けますが、排水性をよくするため、鉢の底には大きめの赤玉土などを敷いておくのがおすすめです。

この際、地上部は傷んだ茎葉を根本からカットするだけでもよいですし、株全体を地際まで切り戻してもOKです。

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