コドナンテの育て方
コドナンテは基本的には高温多湿を好む観葉植物で、育て方が比較的簡単であるため、初心者にもお勧めです。
日当たり:
コドナンテは基本的に日当たりを好みますが、真夏の直射日光は葉焼けを起こす可能性がありますので、避けるようにしてください。
置き場:
コドナンテは花付きをよくするためにも明るい日陰で管理してあげるようにします。
冬は暖かい室内に取り込むようにします。
水やり:
コドナンテの水やりは、育生期の春〜秋にかけては鉢土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。
夏場は水を切らさないように鉢が乾く前に水を与えます。
肥料:
コドナンテの施肥は育生期の春〜秋の間に、緩効性の肥料を2〜3ヶ月おきに置き肥して与えます。
植え替え方法と時期:
成長して根詰まりするようになったりしたら植え替えが必要です。
コドナンテの植え替えは5〜7月に行います。
剪定やスタイリング:
コドナンテはオレンジ色の実も楽しみのひとつですが、花が咲いても実がならないことがあります。
この場合には人工授粉をすると実が付きます。
人工授粉は花粉を綿棒などに付け、他の花につけるだけなので、非常に簡単です。
病害虫:
コドナンテの管理で注意が必要な病害虫は春〜秋にかけてのカイガラムシとアブラムシです。
カイガラムシを見つけたら早急に歯ブラシなどこすり落としたり薬剤で防除するようにしてください。
初期の段階であれば湿らした布で拭いたり、シャワーで洗い流すことも出来ます。
越冬:
コドナンテは寒さにはあまり強くないので、越冬のためには暖かい室内に取り込むようにしてください。
越冬のための最低気温の目安は5℃ほどですが、低温になると葉が落ち始めますので、なるべく暖かい10℃ぐらいを目安にするとよいでしょう。
殖やし方:
コドナンテは育生期の春〜夏にかけて株分けや挿し木により殖やすことが出来ます。
挿し木の方法としては、伸びたつるを5センチ程度にカットし、1〜2節の葉を残して、下葉を取り除きます。
上下を関達えないようにして、専門用土に挿します。
1ヶ月ほどで発根しますので、根を確認したら鉢上げします。