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自然と暮らすは生活を豊かにする庭木や観葉植物、ハーブなどを紹介しています。



シンゴニウムの概略

シンゴニウム

サトイモ科 常緑多年草


【学名】 Syngonium

【別名】 シンゴニューム

【原産地】 熱帯アメリカ 

【花期】 −

【結実期】 −

【耐陰性】 あり

【耐寒性】 普通

【最低温度】 5℃

【乾燥】 普通

【肥料】 液肥、置き肥

【殖やし方】 挿し木、株分け

【病害虫】 カイガラムシ、ハダニ

【育てやすさ】 普通


シンゴニウムの特徴

     
熱帯アメリカ原産のトロピカルな雰囲気と爽やかな印象の葉が人気で、特に夏場には葉色が更に美しく映えます。

葉の形は大きな縦長のハート型で、茎がつる性で伸び、長く伸びきるまでは垂れて来ません。
また、つるからは気根を出します。


つるが伸びきってしまうとだらしなく、樹形が乱れてきますので、中央部に挿し木をしてバランスを整えるか、ヘゴ仕立てにして中心部のボリュームを確保するのが見栄えをよくするポイントです。

ミニ観葉からハイドロカルチャー、吊り鉢、大鉢までさまざまなスタイルで楽しむことが出来ますが、こまめに切り戻してバランスをキープするのが管理のコツです。


シンゴニウムにはさまざまな品種がありますが、人気のある代表的な種類を下記に紹介します。


ポトフィルム ホワイト・バタフライ
アフリカが原産でしっかりとした緑色の葉に葉脈に沿って白い模様の入る品種で、最も人気のある種類の一つです。

ピクシー
ホワイト・バタフライに比べて、葉は薄い黄緑色をしており、乳白色の模様が葉脈に沿って浮かぶ種類です。

ポトフィルム シルキー
 1980年代に日本に入ってきた品種で、葉の縁が鮮やかな緑色で、葉全体は白っぽい美しい色が人気です。

ピンキー
葉に赤みがかかった種類で、近年人気が高まり流通が増えています。

シンゴニウムの育て方

     
観葉植物として一般的に売られているシンゴニウムは幼い株です。
シンゴニウムは成長に伴い葉の色が変わり、模様が鮮明でなくなり、葉に切れ込みが入ったりして見た目が変わってきます。

幼葉の頃の見た目が好きな場合には、挿し木などで再生が必要です。


日当たり:
シンゴニウムは耐陰性がありますので、日陰でも枯れることはありません。

しかし、基本的には日当りを好みますので、日に当てて育てた方が株も元気に育ち、葉も多く出し、素敵な見た目になります。

日の光は好みますが、基本的には幼葉なので急に直射日光に当てると葉焼けを起こしてしまうことがあります。
そのため、徐々に日に当てる時間を延ばすようにしてください。


置き場:
シンゴニウムは基本的に高温多湿の気候を好む観葉植物です。

シンゴニウムは耐陰性があるので日陰でも枯れることはありませんが、元気にキレイに育てるためには明るい場所に置くようにしてください。

しかし、直射日光に当てると葉焼けを起こす原因になってしまいますので、年間を通じて明るい日陰で管理するようにするのがオススメです。

シンゴニウムはそれほど耐寒性が強い植物ではありませんので、冬場は早めに暖かい室内に取込むようにしてください。


水やり:
シンゴニウムは高温多湿を好む性質のある観葉植物ですので、水やりはたっぷりとやり、葉水も与えるようにしてください。

葉水は霧吹きで葉をぬらしたり、湿った布で葉を拭いたりします。
葉が埃っぽい時には湿った布で拭くとよいでしょう。

春〜秋にかけては鉢土が乾いたらたっぷりと水を与えてください。
真夏の暑い時期には毎日与えるぐらいでもよいでしょう。

冬場は水やりを控え、乾かし気味に管理するようにします。


肥料:
シンゴニウムの施肥は緩効性の化成肥料を2ヶ月ごと与えます。
施肥は成長期の春〜秋の期間に与えれば十分です。

鉢が元気がないときなどには即効性の液肥を2週間ごと与えてます。


植え替え方法と時期:
鉢土の栄養が無くなったり根詰まりしたら植え替えが必要になります。

植え替えは生長期の春〜秋の間に行うようにしてください。


鉢から株を取り出したら、根の周りの古土を落とし、根が傷んでしまったいる場合には傷んだ部分をカットしてください。

大きく育てたい場合には一回り大きな鉢に植え替え、同じ大きさをキープしたい場合には株分けにするか、根を1/3〜1/2ほどカットし、大きさを維持するようにします。


剪定やスタイリング:
つるが成長して古くなると、十分に元気な株でも下葉が落ちてしまいます。

このようなときには、伸びたツルを下の方に誘引したり、発根させた挿し木を根元に植えて全体のバランスを整えます。


ハンギング仕立てにしている場合には、ツルが伸びすぎるとバランスが崩れてしまうので、ツルをカットして整えてください。


シンゴニウムは水挿しやポリマー仕立てでも育てることができます。
涼しげな外見でお部屋をおしゃれに飾ってくれます。

伸びたツルをカットし下の方の葉を切り落とし、水や園芸用のゼリー(ポリマー)に挿せば出来上がりです。
ビー玉と根腐れ防止剤などでもOKです。

2ヶ月ほど経つと根もずいぶん生長してしまいますので、その根の見た目が気になるようでしたら、新しいツルで植え替えます。
根が生えて古くなったツルは観葉植物用の土などで植え替えてミニ観葉などとして楽しむ方法もあります。


病害虫:
シンゴニウムを育てる上で注意する病害虫は、春〜秋にかけてのハダニやカイガラムシになります。

乾燥すると発生しやすくなりますので、葉水などで予防してください。

発生を確認したら、すぐに薬剤散布などにより防除してください。
カイガラムシの場合には、ハブラシなどで擦って落とすことも可能です。


越冬:
シンゴニウムの耐寒性はあまり強くありませんので、越冬のためには部屋の中に取り込むようにした方が安全です。

越冬に必要な最低気温の目安は5℃です。

日中は出来るだけ日の光に当てるようにしてあげてください。
また、冬越しの失敗に備えて予備の挿し木を作っておくのもオススメです。


殖やし方:
シンゴニウムは春〜夏にかけて挿し木や株分けで殖やすことが出来ます。

伸びたツルを切って挿し穂にしますが、2〜3週間で新しく根が出ます。

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