エバーフレッシュの概略
エバーフレッシュ
マメ科 常緑広葉樹
【学名】 Leguminosae sp.
【別名】 アカサヤネムノキ
【原産地】 東南アジア、アマゾン
【耐陰性】 なし
【耐寒性】 なし
【最低温度】 10℃
【乾燥】 弱い
【肥料】 置き肥
【殖やし方】 実生、挿木
【病害虫】 ハダニ、カイガラムシ
【育てやすさ】 普通
エバーフレッシュの特徴
エバーフレッシュは何枚のもの葉が一つの葉を形成するような形で、幹の曲がった姿と葉の付き方を楽しむことのできる観葉植物です。
鉢ごとに枝葉の付き方が大きく異なりますので、お気に入りの形の株を見つけてください。
暗くなると葉が閉じる変わった特徴もあります。
エバーフレッシュは大きく育てても飾ることができますし、小さいままでもお部屋のインテリアとしての存在感があります。
エバーフレッシュは生育が早く、すぐに大きくなるので、樹形が乱れてきたらカットして、好みの大きさに管理してください。
鉢に他の観葉植物を植えるのもオススメです。
枯れたような小さな赤茶や黒色の葉を見つけることがありますが、これは新芽で、後に鮮やかなグリーンに変わっていきます。
エバーフレッシュの花はクリーム色でタンポポの綿毛に似ています。
とても可愛らしく、さわやかな雰囲気の花ですので、お部屋の雰囲気を壊すことはなく、どんな部屋にも合います。
エバーフレッシュは花が咲き終わると、緑色の長いサヤが赤くなります。
和名のアカサヤネムノキはこのことから名付けられています。
エバーフレッシュの育て方
日当たり:
エバーフレッシュは日当たりを好む観葉植物ですので、日当たりのよい場所で管理するのが基本です。
日当たりが悪いと葉が茶色くなってしまうので注意が必要です。
置き場:
エバーフレッシュは暖かい場所を好む観葉植物です。
夏場は屋外でも育てることができますが、11月〜4月にかけては暖かい室内で管理する必要があります。
越冬のためには10℃以上の環境が必要になります。
水やり:
エバーフレッシュは乾燥にはどれほど強くありませんので、適度に水やりを行う必要があります。
水分不足になると、昼間の明るい時間でも葉が閉じてしまうことがあり、そのままだと枯れてしまうので、水をあげる必要があります。
気温の上がる夏〜秋は毎日水やりと葉水を行うようにし、冬〜春にかけては土が乾いたら与える程度で十分です。
肥料:
エバーフレッシュの施肥は置き肥で行います。
春〜秋までは緩効性の置き肥を2ヵ月に1回程度与えるようにし、液体肥料の場合は、2週間に1回ほど与えるようにします。
植え替え時期:
エバーフレッシュが生長し、鉢が小さくなってきたら植え替えのタイミングです。
根詰まりになる前に植え替えをしてあげてください。
鉢内が根がいっぱいになり、鉢底から根が出てきたら時期の目安です。
植え替えの方法は一般的な観葉植物の植え替え方法と同じですので、植え方の方法やアドバイスを参照ください。
剪定やスタイリング:
エバーフレッシュの剪定やスタイリングの時期は、新芽の出る4〜5月が最適です。
エバーフレッシュは生長が早く、放っておくと大きくなる上に枝葉が混み合ってしまいますので、思い切って剪定すると涼しげで爽やかな雰囲気にスタイリングすることができます。
病害虫:
エバーフレッシュの注意する病害虫はハダニとカイガラムシです。
特に、乾燥した室内ではハダニがつきやすくなりますので、葉水などで予防するとよいでしょう。
また、これらの害虫が葉についているのを見つけたら、すぐに駆除するようにしてください。
放っておくと、スス病を誘発してしまうことになります。
越冬:
エバーフレッシュは暖かい気候を好む観葉植物で、生育適温が20℃前後と高く、寒さには弱いので、越冬のためには10℃以上の環境が必要になります。
暖かい室内においてあげるようにしましょう。
冬の間は水やりの回数を控えるようにしてください。
殖やし方:
エバーフレッシュの増やし方は実生か挿し木になります。
育成期の春から夏にかけて行うとよいでしょう。