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自然と暮らすは生活を豊かにする庭木や観葉植物、ハーブなどを紹介しています。



ネフロレピスの概略

ネフロレピス

ツルキジノオ科 常緑多年性シダ類


【学名】 Nephrolepis exaltata 'Teddy Junior'

【別名】 ツデータマシタ、テディージュニア、セイヨウタマシダ

【原産地】 アジア〜アフリカ、中南米の熱帯〜亜熱帯

【花期】 −

【結実期】 −

【耐陰性】 強い

【耐寒性】 普通

【最低温度】 5℃

【乾燥】 普通 

【肥料】 液肥

【殖やし方】 株分け 

【病害虫】 カイガラムシ、ハダニ 

【育てやすさ】 普通


ネフロレピスの特徴

     
ネフロレピスは熱帯〜亜熱帯にかけて分布する植物で、約30種ほどがあり、日本でも八丈島などの伊豆諸島のほか各地に自生していることが確認されています。

ネフロレピスの葉は根茎からまっすぐと伸び、先端が細かく裂けた羽状の葉を四方に広げます。

ネフロレピスは和名でツデータマシダやセイヨウタマシダなど"タマシダ"という名前がつけられていますが、この名前は根に黄褐色の塊茎をつけることに由来します。


ネフロレピスは花束やフラワーアレンジメントなどにもよく使われまずので、季節の花と一緒に用いるとよいでしょう。

小〜中鉢や吊り鉢にして飾るのが一般的なようですが、大鉢に仕立てても迫力のある葉姿が魅力的でありおすすめです。
大鉢にする場合には、株は四方に葉を広げて生長するので、スペースに余裕のある広い場所に置くようにします。


前述の通りネフロレピスには30種類ほどの品種があり、葉の幅や長さ、色、形状などが異なりますので、好みのスタイルに合わせてお気に入りの品種を選ぶとよいでしょう。

下記に、主な品種とその特徴を紹介します。

ツデーシダ
エクサルタータ 'テディジュニア'と言う品種で、ネフロレピスの代表的な品種のひとつです。
長い葉に深い切れ込みが入るのが特徴です。

エクサルタータ 'ファンダンサー'
葉の色が淡いのが特徴です。

スコットタマシダ
葉が鮮やかな緑色をしている小型の品種で、細かく裂けた小羽片の葉が特徴です。

ムーンライト
草姿は一般的なネフロレピスの品種と変わりませんが、少し小型で葉の色が淡い緑色になるのが特徴の人気の品種です。

ツデータマシダ
羽状の葉が鮮やかな緑色になる人気の小型種。

ボストンタマシダ
古くから人気のある大型の品種で、葉は生長すると1m以上になる。

ネフロレピスの育て方

     
日当たり:
ネフロレピスは耐陰性がありますので置き場を選びませんが、丈夫な株にするためには多少の日の光は必要になります。

光量が不足すると葉色が悪くなってしまいますし、真夏の強い日差しの直射日光は葉焼けの原因になります。


置き場:
ネフロレピスは屋内であればどこに置いても問題ありませんが、明るいカーテン越しの光の当たる場所が最適です。

日陰に置くと葉が細ったり、垂れ下がったり、新芽の色が鈍ってしまうということがあります。
特に黄緑〜黄金色の品種は暗い場所で管理し続けると緑色が強くなりますので注意してください。


水やり:
ネフロレピスは乾燥に強いので、多少であれば水が切れても枯れてしまうことはありませんが、葉が縮んだようになります。

春〜秋にかけては鉢土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
鉢のしたから水が流れ出るぐらいたっぷりと与えてください。

夏場は毎日与えます。

冬は水やりを控え乾かし気味に管理するようにします。

エアコンなどで乾燥しやすい室内で管理する場合には、こまめに霧水をかけて空中湿度を保つようにしてください。


肥料:
ネフロレピスは多肥を好む性質があります。
そのため、春〜秋の新芽の出る季節には即効性の液体肥料を与え新芽の伸長を助けてあげます。

液肥は2〜3週間おきに与えるようにします。
また、平行して緩効性の化成肥料も2〜3ヶ月おきに置き肥します。


植え替え方法と時期:
ネフロレピスは根話まりを起こすと葉先から枯れてきます。
鉢底から根が見え隠れするようになったら植え替えが必要なサインです。

植え替えは育生期の4〜6月が適期になります。

植え替えの手順は、株を鉢から抜いたら、傷んでいる根を取り除き、一回り大きなサイズの鉢に植えるようにします。

植え替えの際に、傷んでいる葉もあれば取り除くようにしますが、全部の葉を切り戻すと株が枯れてしまいますので注意してください。

大きくしたくない場合には株を2〜3株に分け、株分けをし同じ(大きさ)の鉢に植えます。

子株が出ていれば、切り取ってミニ株を作ることができます。


剪定やスタイリング:
ブーケ等を作る際のアクセント葉物として扱う場合には、根元を水で湿らせたコットンで覆うようにします。

また、小〜中鉢やハンギング仕立て以外にも、苔玉としても楽しむ事ができます。
苔玉にする場合には根鉢の周りをケト土で覆い、その周りに苔を貼り付けます。
水やりなどの管理は通常の株の管理と同様になります。


病害虫:
ネフロレピスの管理で注意が必要な病害虫は、春〜秋にかけてのカイガラムシとハダニになります。

これらの発生を確認したら、早急に薬剤散布により駆除します。


越冬:
ネフロレピスは冬を越すためには室内に取り入れて管理します。

越冬のための最低気温の目安は5℃以上になります。

室内に取り込んだら出来るだけ窓越しの光の当たる場所に置き、水やりを控え、乾燥気味に管理するようにします。


殖やし方:
ネフロレピスは春〜夏にかけての株分けで殖やすことが出来ます。

育生期の4〜6月が株分けの適期になります。


植え替えの簡単な手順は下記になります。

まず、株分けをする株の傷んだ枝をカットして取り除きます。
地上部分を全て切り戻してしまうと枯れてしまうので注意します。

株を鉢から抜き、根についた古い土を落とし、傷んだ根をカットします。

根を2〜3つに分け、それぞれ新しい観葉植物専門用土で植えます。

1ヶ月ほどで新芽が出るまで、風通しのよい日陰に置きます。


また、株からライナーを出して子株が出来ている場合には、これを切り取って植え付けることで殖やすことも出来ます。

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