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自然と暮らすは生活を豊かにする庭木や観葉植物、ハーブなどを紹介しています。



ヤシの概略

ヤシ

ヤシ科 常緑広葉樹


【学名】 Palmae

【別名】 −

【原産地】 熱帯地方 

【花期】 −

【結実期】 −

【耐陰性】 ない

【耐寒性】 普通

【最低温度】 10〜15℃

【乾燥】 普通

【肥料】 置き肥

【殖やし方】 株分け、実生、取り木

【病害虫】 カイガラムシ、ハダニ

【育てやすさ】 簡単


ヤシの特徴

     
ヤシは熱帯地方を中心に自生している植物で、南国リゾート地の象徴といっても過言でないほどの存在感がありますので、お部屋やお庭にトロピカルな雰囲気を演出したい場合におすすめです。

ヤシ科の植物は、帯〜熱帯にかけて180属2400種が分布するといわれ、日本にもシュロとビロウの2種が自生しています。

ヤシは観葉植物として人気が高く、様々な種類のものが流通しています。
そのため、好みにあったヤシを見つけるようにしてください。

観葉植物として流通しているヤシには、フエニックス・口ベレニーやココナッツから芽を出し大きな葉を生やすココヤシ、シャーブな葉の姿が人気のアレカヤシ、大鉢のヒロハケンチャヤシなど実に様々な種類のものがあります。


ヤシ類は小さなうちからでもヤシらしい形をしているので、近年はミニ観葉植物としても人気があります。

大鉢のヤシはお部屋のイメージを変えてしまうほどの存在感があります。
また、自生地では非常に大きくなるまで育ちますから、お部屋では大きくなりすぎないように管理方法を工夫する必要があります。

大きくなりすぎた株は葉を大きく広げ、邪魔になるので、育てるスペースや管理方法をよく考える必要があります。

このように書くとネガティブに聞こえてしまうかもしれませんが、逆に、好きな大きさで楽しめることはヤシの魅力の一つなのです。

ヤシの育て方

     
ヤシはその原産からも分かる通り、本来は強い日光を好みます。
とはいえ、耐陰性をもったものも多くあります。

しかし、やはり育成期の春〜秋にかけては屋外で直射日光に当てて管理した方が、丈夫な株に育てることが出来ます。


ハイドロ鉢やミニ観葉として近年人気の高まってきているアレカヤシは直射日光の強く当たる場所に置くと幹や葉が黄色〜黄緑色になる性質があります。

そのため、別名「コガネタケヤシ」とも呼ばれます。

また、ミニ観葉の場合には用土や根が少ないために、日当りに関係なく黄色が強く出ることもあります。


大きくて艶のある深い緑色の葉が人気のココヤシは、ヤシ類の中でも暖かい場所を好み、寒さには弱い性質となってします。

そのため、越冬には最低でも10℃〜15℃は必要になりますので、暖かい室内で管理するようにしてください。


日当たり:
ヤシには耐陰性のあるものもありますが、基本的には強い光を好むものが多いので、春〜秋の育成期には屋外の日向での管理がオススメです。


置き場:
ヤシは耐陰性のある種類のものでも、暖かくなる春〜秋には屋外で直射光線に当ててあげた方が丈夫な株に育ちます。

ただし、テーブルヤシなどの種類のものは葉やけしやすいので、室内の明るい場所に置くようにしてください。

冬は越冬のために室内にとり込み、明るい窓辺などで出来るだけ日光が当たる場所におくようにしてください。

室内で育てる場合には、時折、屋外に出して葉を洗うように水をかけると、湿度を高めることができ、株が元気になります。
また、ハダニの予防や埃もとれるので定期的に行ってください。


水やり:
ヤシ類は水分を好みますので、水をたくさん与えると大きく育ちます。
春〜秋の期間は鉢土が乾いたら、水を与えるようにしてください。

反対に、鉢を少し乾かしぎみに管理すれば、生長が緩やかになり、根腐れの心配もありません。
しかし、水分不足を防ぐために、葉水などで湿度を保つようにしてください。

冬の間は基本的に乾かし気味に管理します。


肥料:
ヤシ類の施肥は春〜秋の育成期に、2ヶ月に1回ほどのペースで緩効性の置き肥を与えるようにしてください。

ヤシは本来、ずいぶん大きくまで生長する植物ですので、あまり大きく育てたくない場合には、葉色がさえないときに液体肥料を補うくらいにし、生長を抑えぎみに管理します。


植え替え方法と時期:
ヤシが生長しすぎて根詰まりし始めたら植え替えが必要になります。
4〜9月の生育期の間に一回り大きな鉢に植え替えてください。

植え替えの際に、株を大きくしたくない場合には、株分けするか根鉢を1/3ほどカットするようにします。


剪定やスタイリング:
枯れた葉(特に下葉)などは小まめに取り除くようにしてください。

株や葉に元気がなくなってきたり、葉先が枯れるような場合には、根詰まりが起きている可能性がありますので、植え替えが必要になります。


病害虫:
水切れや乾燥状態になるとハダニやカイガラムシが発生しますので、特に春〜秋にかけて注意するようにしてください。


越冬:
当然ですが、ヤシの越冬は種類により越冬温度が異なりますので、お持ちのヤシの種類の越冬温度を確認してください。

一般的には10℃以上の温度が必要になりますが、アレカヤシやココヤシなどの高温性のものは保温も必要になります。


殖やし方:
ヤシ類の殖やし方は実生や株分け、取り木になります。
株分けや取り木は6〜8月にかけて行います。


ヤシ類の一般的な株分けの方法は次の通りです。

@大鉢の株分けの場合は、1ヶ月ほど前から水やりを控えるようにします。

A株を鉢から取り出したら、根鉢の底の部を1/3ほど切り落とした後、 ハサミなどで根鉢を2周りほど小さく整えます。

B株を2〜3等分に分けます。

 根茎がある場合にはノコギリやノピなどで切り分けますが、切り□にベンレートの粉末などを塗って腐敗を防いでください。

C分けたそれぞれの株を専門用土で植付けます。
 水はけを良くしたい場合には、鉢底に大きめの赤玉土を入れます。

D最後に、高さや大きさの揃わない幹(茎)は、付け根から切り取り、 株全体の大きさや姿を整えるようにします。

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