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自然と暮らすは生活を豊かにする庭木や観葉植物、ハーブなどを紹介しています。



ペペロミアの概略

ペペロミア

コショウ科 常緑多年草


【学名】 Peperomia

【別名】 シマアオイソウ、スイカペペロミア、チヂミバシマアオイソウ

【原産地】 熱帯〜亜熱帯地方

【花期】 −

【結実期】 −

【耐陰性】 普通

【耐寒性】 普通

【最低温度】 5℃

【乾燥】 強い 

【肥料】 置き肥、液肥

【殖やし方】 挿し木、株分け 

【病害虫】 カイガラムシ 

【育てやすさ】 簡単


ペペロミアの特徴

     
ペペロミアは世界の熱帯〜亜熱帯地方にかけて分布する多年性の植物で、多肉質で美しい模様の葉が人気の観葉植物です。

約1000種もの品種があることが知られていますが、観葉植物として栽培されるものは主に熱帯アメリカ原産になります。

ペペロミアはほふく性で葉をたくさん出す品種のものが多く、あまり大きくせずに育てることができます。


ペペロミアには多くの種類があることは前述の通りですが、観葉植物として市場に出回っている主な品種とその特徴を下記に紹介します。

オブツシフォリア
メキシコ〜南米北部、西インド諸島にかけて自生する品種で、卵形をした葉の、光沢のある濃い緑色と薄い緑色のコントラストが人気。
茎は当初直立して生長するが、生長して伸びると倒れて横に伸びます。

スイカペペロミア
オブツシフォリアのアルギレイア種で、葉に斑が入るのが特徴。

チヂミバペペロミア
オブツシフォリアのカペラータ種で、大きめの葉は濃い緑色をしており縮んだようなしわが入るのが特徴。

オブツシフォリア バリエガタ
茎は直立していますが、生長に伴い横に伸びていきます。
葉に入る黄色の斑が爽やかで人気があります。

ペペロミアの育て方

     
ペペロミアは乾燥に強いのですが、過湿は苦手な傾向があり、過湿状態になると根腐れを起こし、葉をしおれさせてしまいます。

乾燥にはかなり強いので、日当たりや温度不足の場合には、水やりを控えめにし、できるだけ乾燥気味に管理するようにします。


日当たり:
ペペロミアは耐陰性がありますので、暗い室内に置いておいても枯れてしまうことはありませんが、節間がバランス悪く伸び間伸びしたような草姿となってしまいます。

これらを防ぐためには水やりや施肥を控えめにします。


置き場:
ペペロミアの理想の管理場所は半日陰で、風通しが良く蒸れない、暖かい場所になります。

真夏の強い直射日光は葉焼けの原因となってしまいますので避けます。

また、冬は暖かい室内に取り入れ越冬させます。


水やり:
ペペロミアはその原産地からも分かる通り高温多湿を好みますが、乾燥には強く、かなりの乾燥には耐えますので、鉢土が完全に乾いたら水を与えるようにすれば十分です。

水を与えすぎると過湿による根腐れなどで茎葉が腐ってしまうことがありますので注意してください。

また、冷暖房に入った乾燥しやすい室内での管理の場合は、加湿器やこまめな霧水により空中湿度を維持するようにします。

冬場は越冬のために水やりを控え、乾燥気味に管理するようにします。


肥料:
ペペロミアの施肥は株が小さいうちは育生期の春〜秋にかけて2ヶ月ごと、緩効性の化成肥料を置き肥して与えます。

十分に育ったら、様子を見て茎葉が元気がなくなったら速効性の液体肥料を補う程度で十分になります。


植え替え方法と時期:
ペペロミアは生長に伴い、根詰まりが始まったら植え替えが必要になります。

植え替えの時期は5〜8月が適期になります。

植え替えの際に、大きく育てたくない場合には、株分けにより2〜3株に分けたり、根を1/3ほどカットして、同じ(大きさの)鉢に植えます。


剪定やスタイリング:
ペペロミアの楽しみ方としては、小鉢〜中鉢でこんもりと仕上げたり、ヘゴ仕立て、吊り鉢でアレンジするのが一般的です。

それぞれの葉に存在感がありますので、ミニ観葉もおすすめです。


ペペロミアの仕立て直しや再生の方法と手順は下記になります。

水のやり過ぎなどによる過湿で根腐れを起こし、葉がしおれてしまった場合には、水やりをやめ、暖かく日当たりの良い場所に置き、暫く様子を見ながら回復を待ちます。
状態が落ち着いたらダメージを受けた根や葉を整理して、清潔な観葉植物の専門用土などで植え替えてください。

上記でも回復しないようなら、挿し木で株を作り直します。


病害虫:
ペペロミアの管理で注意が必要な病害虫は、春〜秋にかけてのカイガラムシの発生になります。

カイガラムシを見付けたら早急に歯ブラシなどでこすり落とすか薬剤で防除してください。


越冬:
ペペロミアを冬を越させるためには暖かい室内に取り込んで管理します。

越冬のための最低気温の目安は5℃になります。

冬の間は水やりを控え、乾燥気味に管理するようにします。


殖やし方:
ペペロミアは挿し木や株分けで殖やすことができます。
これらの時期は育生期の5〜8月が適期になります。
斑入り種を挿し木する場合には、斑のきれいに入った部分を選んで挿し穂にするようにします。
斑の入っていない葉を挿し穂にすると、先祖返りにより、新しく根付く株から斑が薄くなったり消えたりしてしまいます。

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