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自然と暮らすは生活を豊かにする庭木や観葉植物、ハーブなどを紹介しています。



シッサスの概略

シッサス

ブドウ科 常緑多年草


【学名】 Cissus

【別名】 グレープアイビー、キッスス、エレンダニカ

【原産地】 アフリカ、東南アジア 

【花期】 −

【結実期】 −

【耐陰性】 あり

【耐寒性】 やや弱い

【最低温度】 5〜10℃

【乾燥】 普通

【肥料】 置き肥

【殖やし方】 挿し木

【病害虫】 カイガラムシ、ハダニ、ハマキムシ

【育てやすさ】 簡単


シッサスの特徴

     
シッサスはアフリカ〜東南アジアの熱帯・亜熱帯地域に生息する植物で、350以上の種類があることが確認されています。
そのため、同じ仲間でも見た目で分からないほど、葉の色や形、樹形が異なる種類のものがあります。

シッサスはつる性ですが、枝や葉をたくさん出し、ボリューム満点でこんもりとした樹形になるので、観葉植物として人気があります。

シッサスは蔓を伸ばすので、ハンギング仕立てにもピッタリですが、ヘゴ柱やあんどん仕立てにして蔓を絡ませたり、ハイドロカルチャーとしてお部屋のアクセントにするのも人気です。

セイシカズラのように複雑な葉模様を持つ種類のものは小さな鉢でも存在感がありますので、ミニ観葉としても人気です。


シッサスには多くの種類がありますが、一般的に市場に出回っているのはロンビフォリアやエレンダニカ、セイシカズラなどの種類になります。

ロンビフォリア
中南米原産で光沢のある濃い緑色の葉が特徴です。
葉は3枚ずつ出て、蔓は角があり、巻きひげがあるのも特徴です。
葉がブドウ葉に似ていることから、グレープ・アイビーとも呼ばれます。

エレン・ダニカ
葉に切れ込みが入るのが特徴で、人気の種類です。

セイシカズラ
細長いハート型の葉に入る白色の模様が特徴的です。

シッサスの育て方

     
シッサスは比較的育てるのが簡単な観葉植物ですが、失敗の原因としては鉢土の過湿や低温が多いようです。

日当りの良い場所に置き、温度が下がるようなら水やりは控えめにし、こまめに蔓を摘心するようにしてください。


日当たり:
シッサスはある程度の耐陰性がありますが、暗い場所では徒長し間伸びした姿になり、株自体の元気もなくなってしまいます。

やはり日当りで育てた方が、上部で美しい株に育てることが出来ます。
ただし、真夏の直射日光は葉焼けの原因になりますので避けてください。


置き場:
シッサスは日陰にもよく耐えるので置き場所を選びませんが、生育期間の春〜秋にかけてはたっぷりと日に当てて丈夫に育ています。

シッサスは種類にもよりますが耐寒性があまりありませんので、冬場は暖かい室内で管理してあげてください。


水やり:
シッサスは湿気を嫌い、乾燥にはある程度耐えますので春〜秋にかけての水やりは鉢の表面が乾いたら与える程度で十分です。

冬は低温になるのを避け、水やりを控え乾かし気味に管理してください。


肥料:
シッサスの施肥は生育期の春〜秋にかけては、緩効性の化成肥料を2ヵ月程度の頻度で置き肥してください。

下葉が落ちたり、葉色が悪く、株自体に元気がない場合には、即効性の液体肥料を与えて様子を見てください。


植え替え方法と時期:
根詰まりを起こしたり、根が傷んだり腐ったりしてしまうと、根から水分を吸収できない状態になってしまい、ツルが伸びなくなり、葉が落ちてしまうようになります。

このような状態では、春〜夏の生育期の間に新しい用土に植え替えます。

植え替えの手順としては、鉢から株を抜き根に付いた古土を落とし、傷んでいる根があれば取り除きます。

この株を新しい(or清潔な)観葉植物の専門用土に植付けます。


剪定やスタイリング:
シッサスはツルを伸ばして生長しますので、伸びたツルは随時、誘引しないと間伸びしてだらしない見た目になってしまいます。

バランスの悪いツルは思い切って短く切り戻せば、そこから新芽が出て来ます。
摘芯しながら枝を殖やすことにより、葉が密集するようになり、見栄えよい鉢に仕上げることが出来ます。


また、最近ではハイドロカルチャーでの栽培も人気があります。

ハイドロカルチャーの作り方は、お好みのガラスの瓶や鉢に根腐れ防止剤を入れ、15cm程に切った茎を捧し、水を注ぎます。

2〜3週間で新芽や根が出てきたら施肥を始めます。
2ヵ月ごと程度の頻度で緩効性の化成肥料を与えてください。

水が濁ってきたり、どろっとし始めたら水を入れ替えます。


病害虫:
シッサスを育てる植えで注意する病害虫は、春〜秋にかけてのハダニやカイガラムシ、ハマキムシになります。

これらの発生を確認したら、薬剤を散布し防除してください。


越冬:
シッサスの冬越しに必要な温度は、その種類によって異なりますが、一般的に5〜10℃は必要になります。

そのため、室内に取り込み、水やりを控え、乾燥気味に管理してください。


セイシカズラ(ディスコロル)やアマゾニカはかなり塞さに弱いので、室内の暖かな環境で管理してください。最低でも10℃は必要になります。

ロンビフォリアやアンタルクティカ(力ンガルー・アイビー)は、室内に取り込めば問題なく越冬させることが出来ます。


殖やし方:
シッサスの殖やし方は春〜夏にかけての挿し木になります。

伸びた茎を5cmほどカットし、下葉を落とし、専門用土に植付けます。

3〜4週間で発根しますので、大きな鉢に植え替えます。

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