シュガーバインの育て方
シュガーバインは耐陰性があり、耐寒性もあるので、初心者でも比較的簡単に育てることが出来ます。
日当たり:
シュガーバインは基本的には日当りを好む観葉植物です。
しかし、真夏の直射日光は葉焼けの原因になりますので避けてください。
置き場:
シュガーバインは耐陰性があるので、暗い場所でも枯れることはありませんが、徒長し間伸びした姿になってしまいますので、年間を通して明るい場所で育てるようにしてください。
水やり:
シュガーバインの水やりは春と秋は鉢土が乾いたらたっぷり与えます。
夏場は水を切らさないようにし、葉水で与え湿度を高めることも必要です。
冬場は水やりを控え、乾燥気味に管理するようにしてください。
肥料:
シュガーバインの施肥は春〜秋にかけて、緩効性の化成肥料を2ヶ月ごとの頻度で置き肥してください。
植え替え方法と時期:
根詰まりし始めたら植え替えをしてあげる必要があります。
鉢底から根が見え出したら植え替えが必要なサインです。
植え替えの時期は5〜6月、9〜10月が適期になります。
株を鉢から抜き、根の周りの古い土を落とし、傷んだ根を取り除きます。
大きく育てたい場合には、ワンサイズ大きな鉢に植え、大きくしたくない場合には株分けして大きさを調整します。
植える際は、新しい土に植えるようにしてください。
剪定やスタイリング:
シュガーバインは鉢をはみ出してつるを長く伸ばすので、高さのある鉢に植えるのがオススメです。
丸鉢や高さのない鉢に植える場合には、すぐに床につるが届いてしまうので、スタンドや台の上などに乗せて飾るようにするのがオススメです。
生長しすぎて株と鉢とのバランスが悪くなってきたら、切り戻しを行います。
長く伸びた枝は鉢の縁か5cmほどはみ出る程度まで切り戻し、混み合った場所の枝は引き抜いてバランスを整えてください。
病害虫:
シュガーバインを育てる上で注意が必要な病害虫は、春〜秋にかけてのハダニやカイガラムシ、アプラムシ、ナメクジになります。
枝葉が混み合ったりして、蒸れたりすると発生しやすくなりますので、こまめに剪定し、風通しをよくキープするようにしてください。
発生を確認したら、早めに薬剤散布などにより防除してください。
越冬:
シュガーバインは耐寒性がありますので、霜や雪で凍らない程度の環境であれば越冬が可能です。
越冬に必要な最低温度は0℃ですので、室内に取り込んであげれば、特に特別な管理をすることなく冬を越すことが出来ます。
殖やし方:
シュガーバインは春〜夏にかけて株分けや挿し木で殖やすことが出来ます。
挿し木や株分けの方法は、他の観葉植物の一般的な方法と同じです。