ドラセナ・レフレクサの育て方
レフレクサはドラセナの中でもゆっくりと成長する種類ですので、頻繁に枝を刈り込んだする必要はありません。
自然に生長していく姿を楽しむようにするとよいでしょう。
日当たり:
ドラセナ・レフレクサは耐陰性がある観葉植物なのですが、基本的には日当たりを好む植物です。
よく日に当てるようにすると葉の黄色い斑が鮮やかになります。
大きな株を育てる場合には、2週間ごとに鉢の向きを変えて株全体に日光を当ててあげるようにしてください。
置き場:
レフレクサは耐陰性があるので室内でも育てることができます。
できるだけ風通しのよい場所に置くようにしてください。
ただし、基本的には日当たりを好む植物ですので、窓際に置くようにするとよいでしょう。
水やり:
ドラセナ・レフレクサの水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与える程度で十分です。
また、冬場の水やりは控えめにし、乾燥気味に管理します。
肥料:
施肥は春〜秋にかけて緩効性の置き肥を2〜3回与えます。
冬場は特に肥料を与える必要はありません。
植え替え方法と時期:
ドラセナ・レフレクサの植え替え適期は、株の生育が旺盛になる5〜8月の間になります。
レフレクサは水持ちと水はけのよい土が適していますので、土の配合のオススメとしては下記になります。
赤玉土:6
腐葉土やビートモス:3
パーライト:1
剪定やスタイリング:
レフレクサは生長が遅いので、枝葉のカットは基本的に必要ありません。
枝をカットしたりせずに自然のままの姿を楽しみます。
真っ直ぐに育てるためには、よく日光に当てるようにします。
病害虫:
ドラセナに発生しやすい害虫はハダニやカイガラムシです。
春から秋にかけて発生しやすくなりますので注意してください。
これらの害虫の発生予防のためには葉水を与えるようにし、発生した場合は薬剤散布で駆除してください。
越冬:
ドラセナ・レフレクサは寒さには弱いので、冬を越すためには10℃以上が目安になりますので、室内の暖かい場所に置く必要があります。
また、水やりは控えめにし乾燥気味で管理してください。
殖やし方:
ドラセナ・レフレクサは春から初夏にかけて、挿し木で殖やすことができます。
挿し木方法としては、茎を1〜2節に切り清潔な用士に挿します。
通常、1本の茎から4〜5個に切り分けることができます。
挿し方は、縦でも横でも問題有りませんが、縦に挿す場合には枝の上下に注意し、横にする場合は、上から士をかぶせるようにすると根や芽が出やすくなります。
茎挿ししたものは日向に置き、水をたっぷり与えてください。
2〜3週間ほどで根と新芽が出てきます。