フィカス・プミラの育て方
フィカス・プミラは多湿と乾燥に弱く、葉を落とす原因になりますので、注意するようにしてください。
土が常に湿っているような加湿の状態になると、葉の色が変色をし始めてしまいます。
反対に乾燥しすぎると葉が縮れてきて枯れてしまいます。
日当たり:
フィカス・プミラは耐陰性がありますので、基本的にはどんな場所においても育てることが出来ます。
置き場:
日陰でも育てることは可能ですが、長期間日の当たらない環境に置くと、間伸びしてしまいますので、葉を茂らしたり、丈夫に育てたい場合には日当たりのよい場所に移してください。
水やり:
フィカス・プミラの水やりは鉢土が乾いたらたっぷり与えます。
トピアリー仕立ての場合には、葉全体に葉水を与えてください。
肥料:
施肥は生長期の春〜秋にかけて、月に1回ほど速効性の液肥を与えます。
植え替え方法と時期:
株が成長して根詰まりし始めたら植え替えをする必要があります。
植え替えは生長期の春〜初秋の間に行うようにしてください。
植え替えの際は、大きく育てる場合には一回り大きな鉢に、同じ大きさをキープしたい場合には根を1/3ほど落として同じ(サイズ)の鉢に植えます。
剪定やスタイリング:
フィカス・プミラはこんもりと仕上げたい場合には、まず伸びたつるは思い切って短めにカットします。
新芽が出て4〜5cmほどになったら先端をカットします。
これを他の新芽にも繰り返し行います。
こうすることで脇芽を増やし、こんもりと仕立てることが出来ます。
フィカス・プミラは葉が小さく、かわいらしい色と形をしており、つる性の観葉植物ですのでトピアリー仕立てにするのも人気です。
トピアリー仕立ては、曲げやすいワイヤーで好みの形を作り、これにつるを這わせればできあがりです。
竹籤などに這わせれば和風にもアレンジすることが出来ます。
病害虫:
春から秋にかけてカイガラムシやハダニの発生がしやすいので、葉水を与えるなどして予防してください。
発生しているのを確認したら、早めに薬剤散布などで防除します。
越冬:
フィカス・プミラは耐寒性がありますので、零下にならなければ越冬は可能ですので、霜や雪に注意すれぱ屋外でも問題ありません。
殖やし方:
フィカス・プミラは育生期の春から夏にかけて、挿し木や株分けで増やすことが出来ます。
挿し木は、伸びた茎を5〜8cmほどに切り取り、下葉を落として排水性のよい土や観葉植物の専門用土に挿します。
1〜2ヶ月で発根を確認したら鉢に植え替えます。