盆栽はお年寄りの高価な趣味というイメージがありましたが、近年では若い人たちの間でも人気が急上昇しています。
特にミニ盆栽はインテリアグッズとしても人気で、多くのフラワーショップやインテリアショップで購入できます。
盆栽というと和の印象をイメージしがちですが、鉢の種類やアレンジの仕方によっては洋風に仕上げることもできます。
ミニ盆栽は小さなシンボルツリーの苗を鉢に植え付けたり、種が落ちて芽を出した実生苗を鉢に植えればミニ盆栽にできます。
もちろん1本だけ植えても良いですが、同じ種類の植物を数本植えたり、異なる種類の木を何本か植えても楽しむ事が出来ます。
ミニ盆栽は特に特別な管理は必要ありませんが、管理のポイントは日当たりと水やりです。
ミニ盆栽はお部屋の中に飾ることが多くなると思いますが、基本的には日当たりを好む種類の植物が植えられることが多いので、春〜秋にかけては時々、屋外の直射日光の当たらない風通しの良い明るい日陰などにおいて場所においてあげてください。
また、ミニ盆栽は鉢が小さいので鉢土が乾燥しやすくなります。
水やりは忘れないように注意してください。
ミニ観葉の基本的な作り方について、下記に紹介します。
@ 鉢底に土漏れを防ぐネットを敷く。
A 株を固定するための針金やアルミ線をそのネットに通しておく。
植木が倒れないように固定するので、長めのものを用意する。
B 鉢底には排水性をよくするために大きめの赤玉土などを置くとよい。
C 植える植木の根の周りについた古土を棒などでたたいて落とす。
D ダメージを受けた根や長すぎる根はカットします。
E 植物を植え付ける前に、鉢の1/3ほどに土を入れます。
中央部分が少し盛り上がるようにすると植木の座りが良くなります。
F その上に植木を置き、最初に入れておいた針金かアルミ線で植木を鉢としっかり固定する。
G 植木を固定したら、隙間に用土を入れていく。
隙間にしっかりと土が詰まるように、株の隙間や鉢と植木の間を棒などでよくつついてあげます。
H たっぷりと水やりをして、土がしまって隙間ができたら(水極め)用土を追加してあげます。
鉢の植えに土を盛り上げて仕上げている場合には、土をよく押さえ、水やりは受け皿などに水をはり、そこに鉢を沈めて、鉢底から水を吸わせる底面灌水を行うようにします。
I 植え付けが完了したら、伸びすぎや枝やはみ出している根などをカットして樹姿を整えます。
J 植木がしっかり根付くまで3〜4週間は、風通しのよい半日陰で管理し、水切れに注意してください。