観葉植物を購入し家に持ち帰り、お気に入りの鉢に植え替えて育てようてしたところ、すぐに葉が変色して枯れてしまう
ということがよくあります。
これは店の環境とあなたのお家の環境の違いが原因です。
購入した株が状態のよいものであれば、一度葉の色が変色し株が弱ってしまったとしても、すぐに回復します。
しかし、もともと弱っていた株であった場合には、そのまま枯れてしまうことも多いようです。
このようなことにならないように、観葉植物を購入する際に良い株と悪い株を見極められるようにしておくとよいでしょう。
ここでは、良い株を見分けるためのポイントを紹介します。
まず、最初のポイントとしては、購入しようとしている観葉植物の株が全体的に元気があるかどうかが重要です。
葉のつき方や色付きがポイントになります。
やはり、弱った株は全体的に葉が小さかったり、勢いがなかったりと元気のない印象を与えるものです。
次に鉢と株のバランスも株の元気の良さを見分けるためのポイントの一つになります。
元気のない株は鉢の大きさに比べて、その株の大きさが小さく、バランスが悪いのがポイントです。
反対に元気のよい株は鉢の大きさに対して、間延びしておらず、下葉もしっかりと付き、十分な株の大きさに育っているものです。
また、株全体に新芽や新葉がよく付いていることも、良い株を選ぶ際のポイントになります。
弱っている株は新しい葉や芽が出ないようになります。
更に、可能であれば根の状態もチェックしておりくよいでしょう。
良い株の根はしっかりと張っており、痛みもありません。
反対に、根が傷んでいたり弱っている株は、その時点では元気があったとしてもいずれ弱ってしまいます。
葉や茎に病害虫がないことを確認しておくことも忘れないようにしてください。
最後に、植物は春や秋よりも夏の生育期に元気になります。
そのため、基本的にはこの時期に購入した方が無難です。
観葉植物の購入の際に良い株の見分けるための簡単なチェックポイントを
下記にまとめましたので、参考にしてください。
・株全体に元気があるか?
・間伸びしたような徒長した枝がないか?
・株全体のバランスは悪くないか?
・葉の色艶はよいか?
・株がしまっているか?
・下葉が黄色くなったり、枯れていないか?
・葉の裏や株元に害虫は付いていないか?