ハーブの種類と効果
ハーブを庭やベランダで育てている人も少なくないと思いますが、ハーブティーに用いるハーブは、種類が限定されているので注意が必要です。
たとえば、たくさん種類があるセージの中でも、ティーによいといわれるものは、1〜2種類に限定されています。
育てる際には、学名で種類を確認するなどして、ふさわしいものを育てるようにします。
使う部位、乾燥のさせ方にも注意を払う必要があります。
フレッシュハーブをベランダで育てて、自分でドライにして保存しておき、その手作りハーブティーでお客さんにおもてなしをするのも一つの楽しみ方です。
ハーブティーを入れる時には、ドライを用いた方が効果が大きいのですが、見た目のさわやかさや香りに厚みを出すために、フレッシュと併用する楽しみ方もあります。
さらに、濃く入れたハーブティーを冷まして、うがい薬に使ったり、ヘアケアのためのリンスに使ったり、布や糸を自然な色合いに染めたりすることもできます。
もちろん、生のハーブを料理に用いたりオイルやビネガー(酢)に漬け込んでサラダやマリネ用のソースにしたりと、ハーブの活用法は様々です。
ブレンドのコツもハーブを楽しむための大切な要素です。
特にミント類やオレンジピール、カモミールなどの香りのよいもの、酸味のあるローズヒップやハイビスカスなどは味や香りの薄いハーブやクセのあるハーブとブレンドして飲みやすくする役割を担ってくれるので、常備しておくようにすると便利です。
初心者なら、自分の好みの味を知るために、シングルハーブを色々と試してみます。
好みがわかったら、好きなハーブを中心にブレンドするとよいでしょう。
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