アイブライトの概要
アイブライト EYEBRIGHT
ゴマノハグサ科 一年草
【学名】 Euphrasia Rostkoviana
【利用部分】 葉
【浸出時間】 3〜5分
【原産地】 ヨーロッパ
【栽培】 半寄生性の植物なので栽培は困難。
【薬効】 強壮作用、消炎作用、目の筋肉の緊張・感染症・アレルギー症状の緩和。
【他の利用法】 薬用。
アイブライトの特徴とハーブティー
アイブライトは痩せた牧草地や荒れ地に生えるイネ科やカヤツリグサ科の植物の根から養分を補給して生長します。
中世から薬として用いられ、名前からも伺えるように主に目の薬として利用されてきました。
赤い縞模様がはいる淡い色合いの花が、充血した目にたとえられたりもします。
かすかに苦味のある葉はかつてはサラダに利用されていました。
アイブライトのハーブティーは、さわやかでクセのない風味が特徴です。
なんとなく懐かしい香りがします。
アイブライトの効果と薬効
目にかゆみがある時に、アイブライトを使った洗浄液で目を洗うと症状が治まります。
充血や炎症を和らげ、疲れ目にも効きます。
目の健康を維持し、視力が落ちるのを防ぐ効果もあるといわれています。
コンピュータなどで目を使う機会の多い方におすすめです。
アイブライトのハーブティーは、カゼやアレルギーによる目のかゆみ、鼻水などの症状を緩和する効果があります。
アイブライトには収斂作用があり、眼鼻喉の粘膜の状態を落ち着かせ花粉症ケアにも役立ちますので、花粉症で悩んでいる人は一度試されてはどうでしょうか?
このほか、他人が吸っているタバコの煙を防護する働きもあります。
アイブライトのハーブティーの入れ方と飲み方
アイブライトのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1杯〜1杯半程度のアイブライトをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま3分〜5分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
冷蔵庫等で冷やして、爽やかな冷涼飲料としても楽しめます。
アイブライトのおすすめのブレンドは下記です。
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アイブライト (1/4) + マリーゴールド (1/4) + エルダー (1/4) + ラズベリー (1/4)
仕事やTVで目が疲れた時などにおすすめです。
A アイブライト (30%) + コーンフラワー
(50%) + 目薬木 (20%)目の健康や老化の予防に効果があります。
B アイブライト
(1/4) + ネトル (1/4) + 紅富貴 (1/4) + 甜茶 (1/4) 花粉の飛散する時期に花粉症の予防に。