ブルーバーべインの概要
ブルーバーべイン BLUE
VERVAIN
クマツヅラ科 多年草
【学名】 Verbena
Hastata
【利用部分】 地上部
【浸出時間】 5〜8分
【原産地】 アメリカ
【栽培】 美しい花が長期間咲くので、花壇の彩りにもおすすめ。
【薬効】 鎮静・鎮痙・発汗作用。精神消耗・うつ病の緩和。止血効果。不眠症の改善。生理痛の緩和。母乳の出をよくする。神経性の頭痛の治療。泌尿器疾患・胃腸の痙攣の緩和。歯肉炎の改善。
【他の利用法】 薬用。園芸用。
ブルーバーべインの特徴とハーブティー
ブルーバーべインはバーべインの仲間で、バーべインは古くから薬草として珍重されており、古代ギリシャ・ローマ時代には、神事に欠かせないハーブとされていました。
キリストの出血を止めるのにも用いたとされ、神聖な植物として扱われてきました。
ブルーバーべインのハーブティーはやさしい草の香りがし、少し苦みがあるので、ブレンドティーにするかハチミツなどで甘味を加えると飲みやすくなります。
ブルーバーべインの効果と薬効
ブルーバーべインのハーブティーには神経の強壮効果があり、精神的な疲労をやわらげます。
鎮静効果もあるので、疲れがたまって眠れない夜などにおすすめです。
ブルーバーべインには肝臓や胆嚢の機能を助ける働きもあります。
うがい薬として利用すると、歯肉炎にも効果があります。
妊娠中には飲み過ぎないように注意してください。
ブルーバーべインのハーブティーの入れ方と飲み方
ブルーバーべインの茶葉はそのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前に茶葉に少し手を加えるとより強い香りを楽しむことができます。
おいしく淹れるための前準備としては、茶葉を手で揉んで香りをたてたり、乳鉢でより茶葉の香りを引き出す方法があります。
ブルーバーべインのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1杯〜1杯半程度のブルーバーべインをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま5分〜8分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。
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