コーンフラワーの特徴とハーブティー
コーンフラワーは夏にきれいな青い花を咲かせるハーブで、古代エジプト王朝のころから薬草や魔よけとして利用されてきました。
青色の顔料として、インクや薬品に用いられます。
和名はヤグルマギクで、別名はヤグルマソウやブルーボトルです。
コーンフラワーのハーブティーは最初はキレイなブルーですが、次第にピンク色に変色します。
お湯の温度が低い方が濃いブルーになります。
紅茶とブレンドして飲むのがポピュラーです。
コーンフラワーの効果と薬効
コーンフラワーのハーブティーは、免疫力を高める効果があります。
風邪やインフルエンザによるのどの痛みがあるときや、身体の免疫力が低下している時に飲むと効果的です。
血液中の白血球が少ないときに、その量を増加させる効果があり、エキナセア・ポリサカライドが白血球の表面にある受容体に巻きついて、その受容体を活性化させるという効果も報告されています。
収斂性や消炎作用があり、肝臓病にも効果があります。
汗や脂の分泌を抑える効果があり、養毛やしわ防止に効果があります。
コーンフラワーは眼精疲労の回復にも効果があります。
洗眼薬やマウスウォッシュとして使えば、結膜炎や口内炎を抑える効果もあります。
コーンフラワーのハーブティーの入れ方と飲み方
コーンフラワーは、そのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前に茶葉に少し手を加えるとより強い香りを楽しむことができます。
おいしく淹れるための前準備としては、茶葉を手で揉んで香りをたてたり、乳鉢でより茶葉の香りを引き出す方法があります。
コーンフラワーのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1杯〜1杯半程度のコーンフラワーをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま2分〜3分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
コーンフラワーのおすすめブレンドは下記のようなものがあります。
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コーンフラワー (50%) + レモンバーベナ (25%) + エキナセア (25%)
カゼやインフルエンザによる咳などののどの症状の緩和におすすめ。
A コーンフラワー (50%) + アイブライト
(25%) + 目薬木 (25%) 眼精疲労の回復に効果的です。
レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。