ブラックコホシュの概要
ブラックコホシュ BLACK
COHOSH
キンポウゲ科 多年草
【学名】 Cimicifuga
Racemosa
【利用部分】 根
【浸出時間】 6〜8分
【原産地】 北米
【薬効】 鎮痙・鎮静作用。リウマチの症状の緩和。抗炎症作用。神経痛の緩和。婦人病の症状の緩和。出産を楽にする。咳止め。ぜんそくの症状の緩和。
【他の利用法】 料理、お菓子、お茶。
ブラックコホシュの特徴とハーブティー
ブラックコホシュは多年草で、草丈が2m程度になり、細身の茎に葉をつけ、夏にクリーム色の花が咲きます。
北アメリカの先住民族が神経痛、リウマチなどの痛みや炎症を抑えるために使っていたハーブです。
別名、アメリカショウマです。
ブラックコホシュは根の部分に女性ホルモンエストロゲンに似た成分が大量に含まれていることから、婦人科医も注目する成分として話題となっております。
ブラックコホシュはのハーブティーは、さっぱりとした香ばしい味が特徴のハーブティーです。
ブラックコホシュの効果と薬効
ブラックコホシュのハーブティーは、痛み止めとして長く利用されてきた歴史があり、頭部などの神経痛、特に筋肉や神経の痛みを軽減する効果があります。
また、リウマチを楽にする効果があるとも言われています。
抗痙攣作用により筋肉の緊張を緩和しますので、リラックスしたい際に効果的です。
月経痛や月経の遅れにも効果があるとされています。
婦人病特有の諸症状や喘息及び咳といったものにも有用に働きかけると言われています。
末梢循環を改善する効果もあります。
ブラックコホシュの大量摂取は避けるようにし、妊婦については、陣痛が始まってからの服用は医師に相談するようにしてください。
ブラックコホシュのハーブティーの入れ方と飲み方
ブラックコホシュはそのままお茶にしてもよいのですが、前処理として淹れる前のハーブの種を金槌や石臼で潰したり砕いたりすることによりより成分を浸出させることができます。
ブラックコホシュのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1杯〜1杯半程度のブラックコホシュをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま6分〜8分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。
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