アンゼリカの概要
アンゼリカ ANGELICA
セリ科 二年草
【学名】 Angelica
Archangelica
【利用部分】 根
【浸出時間】 10〜12分
【原産地】 ヨーロッパ
【栽培】 半日陰の湿気のある土地を好む。
【薬効】 ぜんそくや気管支炎による痰を取り除く、肝臓や子宮の働きを助ける効果。
女性ホルモンの調整。
【他の利用法】 リウマチや関節炎の外用薬。
【注意点】 飲み過ぎないこと。妊娠中は服用を控える。
アンゼリカの特徴とハーブティー
アンゼリカはハーブとしては大ぶりで、2mくらいまで成長し、葉も大型です。
かつては聖なる力を持つと考えられ、薬効が広いハーブとして知られていました。
アンゼリカは、葉、茎、種子も薬用にされますが、根は特に薬効が強く、重宝されます。
疫病が流行した時に、夢の中に現れた天使(エンジェル)が、修道士にこの植物を示したことから名付けられたといわれています。
アンゼリカの仲間は東洋医学でも用いられ、中でもチャイニーズアンゼリカの根を乾燥させた「当帰(とうき)」は、女性特有の病気に効く漢方薬として古くから広く知られています。
アンゼリカのハーブティーは、いかにも苦そうな香りがしますが、飲んでみるとクセのない味です。
シングルのままでは飲みにくいので、ブレンドして飲む事をおすすめします。
アンゼリカの効果と薬効
アンゼリカのハーブティーは気管支の炎症をやわらげる効果が強く、血行を良くして体を温める効果があるので、風邪をひいたときにおすすめです。
カンゾウや子宮に働きかける効能もあるので、生理痛や月経前症候群の症状も緩和します。
アンゼリカは香りが高く、香りの作用で胃や食道などの機能を高めてくれる効果もあります。
抗ウィルス、抗真菌、抗菌作用、セレンを含むので、病気への抵抗力をつける補助にもなります。
アンゼリカは毒素を取り除く作用があり、肝臓にもよいとされています。
骨粗しょう症や心臓にもよいようです。
筋肉や関節の回復にも効果がありますので、ハーブティーを冷まして湿布すると効果があります。
作用が強いハーブティーですので、飲み過ぎには注意をしてください。
また、妊娠中の接取は控えてください。
糖尿病の場合も使用は控えてください。
アンゼリカのハーブティーの入れ方と飲み方
アンゼリカは、そのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前のハーブに少し手を加えると、より成分を浸出させることができます。
おいしく淹れるための前準備として、金槌や石臼で潰したり砕いたりしてください。
アンゼリカのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1杯〜1杯半程度のスペアミントをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま10分〜12分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
アンゼリカのおすすめブレンドは下記のようなものがあります。
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アンゼリカ (1/4) + ローズレッド (1/4) + ラズベリー (1/4) + セージ
(1/4)女性ホルモンとを整え、生理や更年期障害の症状を抑えてくれます。
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