オレガノの概要
オレガノ OREGANO
シソ科 多年草
【学名】 Origanum
Vulgare
【利用部分】 葉
【浸出時間】 2〜3分
【原産地】 メキシコ、ヨーロッパ
【栽培】 寒さにもとよく育てやすい。
【薬効】 強壮・鎮静・殺菌作用。血液浄化作用。筋肉のけいれんの緩和。生理不順の緩和。乗り物酔い。咳止め。
【他の利用法】 料理、入浴剤。
オレガノの特徴とハーブティー
独特の香りのするオレガノは料理用のハーブの定番の一つで、イタリア料理には欠かすことができません。
オレガノはトマト料理には欠かせないほか、チーズや豆類などとも相性がよく、地中海料理やメキシコ料理でもよく使われています。
ワイルド・マジョラムとも呼ばれます。(マジョラムはスイート・マジョラム)
オレガノは花がきれいなので、ドライフラワーやアレンジメントに多く利用されます。
オレガノのハーブティーは、ほのかな苦みがさわやかに感じられ、すっきりした後味が特徴になります。
オレガノは多少刺激的ですが、ペパーミントなどよりはずっとマイルドです。
ドライハーブの方が青臭さがなくて、甘味が強くなります。
オレガノの効果と薬効
オレガノには強壮効果があるので、疲れ気味のときに飲むとよいでしょう。
鎮静効果もあり、神経の疲れや神経性の頭痛を和らげてくれます。
神経が過敏な時には気持ちの高ぶりを鎮めてくれる効果もあります。
胃腸の調子を整えて消化を促進するので、食後のお茶にもぴったりです。
オレガノには咳を鎮める効果や、生理不順を和らげる効果もあります。
からだや心の疲れを取り除きたい時は、浸出したハーブティーやドライハーブを入浴剤代わりに利用するとリラックスできます。
その他にも、アリを寄せ付けない効果がある為、台所や玄関に置くのも良いでしょう。
オレガノのハーブティーの入れ方と飲み方
オレガノは、そのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前に茶葉に少し手を加えるとより強い香りを楽しむことができます。
おいしく淹れるための前準備としては、茶葉を手で揉んで香りをたてたり、乳鉢でより茶葉の香りを引き出す方法があります。
オレガノのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1/2杯〜1杯程度のオレガノをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま2分〜3分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
オレガノのおすすめのブレンドは下記のようなものがあります。
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オレガノ (1/3) + ジャーマンカモミール (1/3) + タイム
(1/3)カゼなどで熱がある時に解熱効果があります。
A オレガノ (1/3) + ペパーミント
(1/3) + タイム (1/3) カゼでのどが痛い、咳が出るなどの症状に効果的です。
B オレガノ
(2/5) + エキナセア (2/5) + メドウスイート (1/5)
風邪やインフルエンザ予防に効果的です。
C オレガノ (2/5) + フィーバーフュー (2/5) + 菊花
(1/5)
頭痛や頭のモヤモヤをすっきりさせる効果があります。
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