チャービルの概要
チャービル CHERVIL
セリ科 一年草
【学名】 Anlhriscus
Cereifolium
【利用部分】 葉、茎
【浸出時間】 2〜3分
【原産地】 ヨーロッパ
【栽培】 湿り気がある土地。多少の日陰でも育つ。
【薬効】 解毒作用。消化促進。血行促進。
【他の利用法】 料理、お菓子、お茶。
チャービルの特徴とハーブティー
チャービルはパセリに似た香りで、料理用のハーブとして高い人気です。
特に、イタリア料理やフランス料理では肉料理などに頻繁に使われます。
フランス料理のセルフィーユと言った方がピンとくる方も多いのでは?
フランスでは「美食家のパセリ」などと呼ばれることもあります。
柔らかな葉と繊細な香りで、パセリよりもまろやかな味です。
チャービルは鉄分とマグネシウムなどの、ミネラルやビタミンが豊富です。
チャービルのハーブティーは比較的クセも少なく、さわやかな香りが楽しめます。
チャービルの効果と薬効
チャービルのハーブティーは、毒素を排出して体内を浄化する働きが強いのも特徴です。
チャービルは血液の循環を促進し、貧血の症状を緩和する効果があります。
消化を促進する効果もあります。
チャービルは肝臓とカタルの疾患への効果が確認されています。
関節の痛みを和らげる効果もあります。
チャービルのハーブティーは興奮作用があるため、低血圧におすすめです。
チャービルのハーブティーを化粧水として利用すると、肌をきれいにする効果があります。
チャービルのハーブティーの入れ方と飲み方
チャービルは、そのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前に茶葉に少し手を加えるとより強い香りを楽しむことができます。
おいしく淹れるための前準備としては、茶葉を手で揉んで香りをたてたり、乳鉢でより茶葉の香りを引き出す方法があります。
チャービルのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1杯〜1杯半程度のチャービルをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま2分〜3分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。
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