ウバの特徴とハーブティー
ウバ茶はスリランカのウバ地方産で、中国のキーモン、インドのダージリンと並ぶ三大紅茶の一つです。
しかし、ハーブティーのウバは全くの別物です。
ベアベリー、ウバアーシィーなどとも呼ばれるツツジ科のハーブです。
日本では、クマコケモモとかウワウルシなどと呼ばれています。
ウバのハーブティーには香りはほとんどなく、味にかすかな苦みがあるのが特徴です。
ウバの効果と薬効
ウバには強い利尿作用と抗菌作用があるので、膀胱炎や腎炎の痛みをやわらげる効果があります。
余分な水分を排出するので、体のむくみをとり、ダイエット効果も期待できます。
ウバ茶には精神を安定させる効果もあります。
ウバは中世の頃から薬用に利用され、アメリカの先住民族はタバコの材料にしたといわれます。
ウバのハーブティーの入れ方と飲み方
ウバは、そのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前に茶葉に少し手を加えるとより強い香りを楽しむことができます。
おいしく淹れるための前準備としては、茶葉を手で揉んで香りをたてたり、乳鉢でより茶葉の香りを引き出す方法があります。
ウバのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1杯〜1杯半程度のウバをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ蓋をしたら、そのまま2分〜3分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。