クローブの概要
クローブ CLOVE
フトモモ科 常緑低木
【学名】 Syzygium
Aromaticum
【利用部分】 つぼみ
【浸出時間】 6〜8分
【原産地】 マダガスカル、インドネシア
【栽培】 家庭での栽培には向かない。
【薬効】 歯痛・胃痛の緩和。吐き気の抑制。食欲不振や消化不良の解消。
胃を温める。消毒・抗菌作用。デオドラント効果。
【他の利用法】 香味料、殺虫剤。
クローブの特徴とハーブティー
クローブは高価なスパイスですが、人気は高く、亜熱帯の沿岸地方で盛んに栽培されているハーブです。
和名はチョウジで、中国ではつぼみを乾燥させたものを丁香(ちょうこう)と呼び、漢方薬にも用います。
クローブは釘のような形に特徴があり、オレンジにさしてハリネズミ状にしたポプリはポマンダーと呼ばれ、西洋では伝統的な芳香剤です。
クローブのハーブティーはやや甘みがあり、スパイシーな香りにはちょっと薬くさい感じがあります。
香りに比べるとお茶に味はなく、飲んだ後、口の中がさっぱりするような清涼感があります。
飲みにくさを感じるようなら、香りづけに甘味の強いハーブとブレンドして楽しむようにするとおすすめです。
フルーティーな香りのハーブと相性が良く、クローブが香辛料の役割をしてくれるので味を引き締めてくれる効果があります。
同様にシナモンなどのスパイシーなハーブとの相性が抜群です。
クローブの効果と薬効
クローブのハーブティーは吐き気を抑える効果が強いので、胃がむかつく時などにおすすめです。
鎮痛効果と殺菌効果があるので、クローブのハーブティーを飲んでも歯痛を抑える効果が期待できます。
クローブの浸出液は、歯痛のときに塗る特効薬として利用されてきました。
特徴的な香気成分はオイゲノールで、ゴキブリがこの香りを嫌うのでゴキブリ除けに利用することができます。
クローブのハーブティーの入れ方と飲み方
クローブは、そのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前に茶葉に少し手を加えるとより香りを楽しむことができます。
おいしく淹れるための前準備としては、茶葉を手で揉んで香りをたてたり、乳鉢でより茶葉の香りを引き出す方法、花蕾を半分に折っておく方法などがあります。
クローブのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1/2杯〜1杯程度のクローブをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま6分〜8分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
クローブのおすすめブレンドは下記のようなものがあります。
@
クローブ (1粒) + ジャーマンカモミール (50%) + エルダー (25%) + ラベンダー (25%)
花系ブレンドのアクセントとしてクローブを足します。
A クローブ (3粒) + ペパーミント (1杯)
口臭を抑えて、口の中を爽やかに保ちます。
B クローブ (2粒) + エルダー (25%) +
カモミール (50%) + ラベンダー (25%)
お腹がもたれた時などすっきりさせ、お通じもよくしてくれます。
C クローブ (5粒) + シナモン
(1/2本) + カルダモン (4粒) + ジンジャー (1/3杯)インドなどでよく飲まれるチャイティーです。夏バテに効果があります。
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