チャイブの概要
チャイブ CHIVES
ユリ科 多年草
【学名】 Allium
Schoenoprasum
【利用部分】 葉
【浸出時間】 2〜3分
【原産地】 アメリカ
【栽培】 水はけのよい土地を好む。
【薬効】 食欲増進作用。貧血予防。ビタミンC・鉄分の補給。消化促進作用。カゼ・インフルエンザの緩和。
【他の利用法】 料理。薬用。
チャイブの特徴とハーブティー
チャイブの正式名称はエゾネギですが、近縁種のアサツキと風味がほとんど変わらないため、セイヨウアサツキとも呼ばれます。
フランス名のシブレットも一般的に知られています。
ニンニクやニラの仲間なので高い栄養価があり、刺激の少ない風味なので、和食、肉料理、魚料理、たまご料理と用途は広く、細かくきざんで薬味ネギのように使ったり、オイル、ドレッシングとして使ったりできます。
どんな料理にも使われるあたりも、アサツキと似ています。
チャイブのハーブティーは、香りも味もアサツキを思わせます。
穏やかな刺激が食欲を増進させ消化促進の効果もあるので、食前のお茶にぴったりです。
チャイブの効果と薬効
チャイブのハーブティーは特にビタミンCと鉄分を多く含むので、貧血予防の効果があります。
頭痛や発熱をやわらげる働きもあり、カゼやインフルエンザの症状を抑えるのにも効果的です。
消化促進や緩下作用がありますので、食事の際のお茶としておすすめです。
チャイブのハーブティーの入れ方と飲み方
チャイブは、そのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前に茶葉に少し手を加えるとより強い香りを楽しむことができます。
おいしく淹れるための前準備としては茶葉を手で揉んで香りをたてたり、乳鉢でより茶葉の香りを引き出す方法があります。
チャイブのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1杯〜1杯半程度のチャイブをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま2分〜3分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむこともできます。
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